自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

遍路物語 2008 (6日目)

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『今日もいろいろありましたが、無事に松山に到着いたしました(^O^)
詳しくは帰宅後のアップデートで…』

などと横着して携帯版をアップしたのが、いまさらながらチョット恨めしい。
この日は盛りだくさんだったのできちんと記録せねば…一応はこの日がターニングというか、88ヶ寺の内、半分を超えた日でもありますのでね…だが、しかし、先が長いなぁ…

そんな泣き言はさておき、というか、この日は6時出発を組んでいます。
ちなみに、前夜はツアコンのワシの「6時集合!」の声に呼応してK氏の少しばかり恨めしげな視線が気になりはしたものの、ここが「遍路転がし」の山越えとばかりに体調が悪いのを理由に早寝をしてしまったので、一応体調十分なはず。

とりあえず、ほぼほぼ予定通りに出発したものの、初っぱなからワシがミスコースをしてしまい若干のロスになる。 この日はこんな小さなミスが連発され、多分30分以上の累計ロスタイムになったと思うのだが、これもまた試練ということにしましょう。
まあ、それでも順調に進んだものの、土佐清水で再び道に迷っていると何故か雨の予兆が…
前夜は昼過ぎから降るかもしれないという予報だったが、竜神様が早足に御到来のご様子に、何も言えない。

K氏は諸事情により雨具を着込むとのことで、ワシは一足先にお寺に行きお参りをする。



本当は思い出のあるお寺なのでゆっくりしたいと思いつつ、明らかに竜神様の息吹が聞こえるのでK氏のお参りが済んだらそそくさと太平洋エリアからの脱出に向かう。

まあ、中村まで戻ったところで捕まりましたよ…
K氏に四万十の写真を撮ってもらっているところで今回初の雨合羽装着でした。

2時間ばかり雨に降られたのですが、バイパスをうまく使って竜神領域から脱出!
宇和島に到着して、すっかりエネルギー切れのワシらは大介うどんで燃料補給することにしました。



なんとこちらのウドンは「かけ」ならウドン玉を入れ放題のセルフうどん店です。
とりあえず餓えたワシらは各4玉にそれぞれのトッピング。
ワシのはこれで510円だったはずですが、CPは抜群でした。
ちなみに、このかき揚げは横浜辺りの立ち食いソバ店でも大きめのスケール。
とにかく丼もでかいのですよ!



お腹具合も回復したのですが、今日の目標の松山までたどり着くには少々残り時間が厳しい。 不承不承のK氏にツアコンは冷たい宣告をして、宇和島の先から内子まで高速ワープをすることにしたのです。



遍路巡礼をしているのに高速を使いたくはない気持ちは分かるのものの、これも日程の限られたサラリーマンなので仕方がない。 付き合わせているK氏にちと悪い気がするがご容赦くださいませ。

おかげで、無事に折り返しの44番の大宝寺と45番の岩屋寺をクリアして松山入りをすることが出来ました。
しかし、この岩屋寺というのは下の駐車場から本堂にたどり着くまで石段を20分ほどきっちり登るのでなかなか大変でした。
お参りをして駐車場まで下りると丁度5時のサイレンが鳴り出しました。

松山ではワシの昔なじみの友人と会食をすることになっていたので、二日続けてK氏とは別行動です。

さて、ワシの旧友のく~がちゃんは、実は14年前にモンゴルはゴビ砂漠をバイクで横断した旅からの付き合いで、この3月に関東から松山に転勤になったばかり。
でもよい店に案内してくれました。

とりあえず、愛媛名物のじゃこ天とこの季節の四国に欠かせないカツオの刺身。



続いてはホーラク天という鰯の小魚の天ぷらをいただく。
ほっぺたが落ちるから頬落(ホーラク)天というらしいが、熱々をいただくとまさに頬が落ちるくらい美味しい(か?)
途中で呼び出したく~がちゃんの新婚奥様に登場いただいたり、く~がちゃんの同僚がいつの間にやらお隣にいたりとニギニギする。



ほかにも諸々とオーダーが進み、〆炭には松山名物のちゃんぽんをいただき近日中の再会を約束して、く~がちゃんご夫妻と別れワシはよろよろとホテルに帰り着きました。

まだまだ先は長いのですが、とりあえず巡礼の折り返しを迎えた夜でした。

【本日の巡礼】
38番 金剛福寺 → 39番 延光寺 → (ここから伊予の国)→ 40番 観自在寺 → 41番 龍光寺 → 42番 仏木寺 → 43番 明石寺 → 44番 大宝寺 → 45番 岩屋寺 (計 8ヶ寺)

続く…)

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コメント一覧

とも2
いらっしゃ~い♪
>匿名サン
あらためましていらっしゃ~い♪
この前は楽しかったですよね。
また遊びましょう。

あと、コメくれる時はHN(ハンドルネーム)付きだと分かりやすくてよいのでご検討くださいませね!
匿名
拝見しました
早速拝見しました!先日はありがとうございました!

楽しく見ております。
岩波新書の辰濃和男著 『四国遍路』を
読みました。いつか私もお遍路さんに行きたく
思っています。
またお目にかかる日を楽しみにしております。 
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