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自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

あれから10年

東日本大震災から10年が経ちました。 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、地震に津波という天災、原発事故という人災により被害を受けられた方々とそのご家族、ご親戚、そして関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

拙ブログは食や旅のネタを中心に14年近くも続けていますが、時々はこの震災そのものを、そして未だに復興の途上にある被災地のことを「忘れない」「置き去りにしない」ために、時々はあまり思い出したくないような記事も上げ続けたいと思います。

そうそう、この震災とは直接の関係はないのですが、今朝ほど「今日の会議は相当に長引きそうだなぁ…」と、アサゴハンを食べることにしたのですが、その時にふと… ちょいと断食でもしてみるかなどと思いついてしまいました(微)


ということで、バンゴハンをスルーしておりましての空腹を抱えながら、昔の記事を掘り起こしておりますので、そのアタリをご紹介しておきます。

10年前 … 直後にもリアルタイムレポっぽい記事を上げておりますが、震災後の数週間を風林火山と称した記事にしておりますので、当時のことを振り返ろうかという方はリンクから遡っていただきたいと存じます。 ちなみに、2011年3月11日という日付の記事は深夜零時を越えてアップしたのでしょう… 消したくなりますよね(悔)

 風の章: 疾風怒濤の38時間
 林の章: 想定外の攻撃に動くに動けず…
 火の章: 新潟基点の振り子運動
 山の章: 復興に向けて 

現在は我国どころか世界中でコロナ禍根と戦う日々が続いています。 震災記事の中で「国、そして国民が同じベクトルで未来に向けて進もうという意思を持ち続け、力を合わせていかなければならないと思います。」と偉そうなコトを書いておりましたが、今も同じ状況と思います。 不眠不休で戦っている方もいれば、他人事と思って薄い協力しかしない輩もいることでしょう。 違うのは… 「備え」をする時間があったかなかったかというトコロでしょうか? それなのに、国として愚策を連発し、肝心な対策を怠ってきたという事実は何とも悲しいことです。

東日本大震災、そしてコロナ禍のいずれの戦いもリアルな戦争ではありませんから、倒れるまで頑張るとか死ぬまで頑張るつもりはなく、リスクと正しく向き合い、できることを着実に実行しようと思います。 言い換えると、ゼロリスクという無駄なコトを目指すことなく、リスクの「大きさ」と「高さ」をなるべく正しく評価し、効果の高い対策を考え、確実に実行するということです。 その時に、他人様がどう思うかはちょっとだけ気にすることもいたしましょう(決)

そして、たまには恥ずかしげもなく… がんばろう日本!

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