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いよいよのラストランは灼熱のフリーウェイです。 隊列=千鳥走行で走るのですが、イマヒトツ整わないのは仕方がないなぁ…と諦めの境地に入っております。 さて、ハーレーの燃費ですが、ガロン表示やマイル表示なのでよく分からんというのが正直なトコロでありましたが、機種や個体差に加え、腕というか走りの好みによって、同時に満タンにしたはずでもそれなりの差がついてしまいます。 ちなみにワシがガス欠危機に陥ったというのも、手抜き給油に加え、ロードキングの燃費が悪いということもケッコー影響しております。
さて、ラスベガスにそれなりに近づいているのですが、残りの距離を見ると…どうにも燃料は持たないと思いつつも、隊列走行なので勝手にスタンドに寄るわけにもいかず、ヒトリ焦っておりました。 その時点ではワシは最後尾を走っていたのですが、遠くにガソリンスタンドの看板が見えたので先行のKJKサンに「停まるよね?」の確認をすべく追い上げます。 トーゼン、ミナサンは「ナニカあったの? うん、ガソリンだよね(汗)」と察していただき、軽く道を譲ってもらえたのですが、最後の1台が難関で、(悪気のないのは分かっていますし、ソレナリに注意もしておりましたが…)ぬぁんと、走路妨害ギリギリのゼツミョーな幅寄せとかされてしまったのは笑い話にもなりません(呆) 勿論、燃料補給は問題なくクリアできました…だが…しかし…ヨユーのないのは分りますが、もう少し周囲を見て走らないとイカンですよねぇ…

そして、ここから先は市街地ゾーンに入り、フリーウェイを幾つも乗り継ぐことになるので隊列の維持が難しくなりますねぇ…と、SKGサンやMe-1サンと役割分担の相談をいたします。 おおまかには、トップ下をワシが引き受けいざとなったら先導のKJKサンに停まってもらう係で、最後尾はGPSが使えるSKGサンにして、最悪は自力でバイク屋に向かってもらうようにお願いします。 Me-1サンはバテの来ているMe-2サンのケアを中心に長くなるであろう隊列のツナギの役目をしてもらうことにいたしました。勿論、KJKサンは慣れてらっしゃるので余計な心配とも思いましたが、お互いに気持ちの負担やリスクを避けたいので用心をいたします。

トーゼンながら「そんな追い越ししちゃイカンだろ!」とか「ブレーキングしながら進路変更で被せてきちゃイカンだろ!」「ココ曲がるよの合図を出したら、分ったサインくらい出さんとイカンだろ!」等々…最後まで小さなイライラはありましたが、どうにかこうにか、全員が無事に事故やケガもなく出発地であるラスベガスに帰ることができました。
ということで… お疲れ様でした~!

ミナサン、ヨイ顔をされています(嬉) 若干の事務手続きがありますので、その間にショップの内外をぶらつきますと、夕暮れに差し掛かってきていることもあり、旅の終わりを感じます。

さてさて、無事に手続きが終了しますと、今度はダウンタウンではなくストリップ側のホテルへと案内していただきます。 ちなみに、Me-1&2サンはちょい上等なホテルを選択されています。 それでも、これまでのモーテルと比べると格段にスバラシイホテルはちょっと贅沢でもヨイでしょ(笑) いやはや久々にお湯の溜まる風呂で手足を伸ばしてノンビリといたします。


バンゴハンはほぼ全会一致で日本食をいただくことにして、SKGサンと二人でタクシーに乗り、待ち合わせの店へと移動します。 残念ながらヲツカレの1名様は不参加とのことでしたが、無理は禁物ですのものね。 4人が合流して店前で待っていると、スバラ式エンジン音と共にポンティアック・ボンネビルのフルサイズ2シーターオープンに乗ってKJKサンが登場します!


しばしの撮影会の後に入店しますのは、ラスベガスNo.1といわれる日本食レストラン八(Hachi)であります。


日本食でも、さすがにビールはアメリカンにして乾杯いたします。

それほど日本食に飢えているわけではないのですが、なんとなく嬉しくなって頼んでは、パチリパチリといたします!


さらに、頼んでいくのですが、ちょっとリミッターがハズレ気味ですね(笑)


ここで〆に寿司かと思いきや…


牡蛎だの烏賊だの…


そして焼き物だの…


さらに焼き物だの…


果ては揚げ物まで…


ここでようやく〆の寿司かぁ…


でもって、まさかのリアル〆炭としてのラーメン!


いやはや、ミナサンお若いのは承知しておりますが、呑んだり喰ったり喋ったり、実に楽しい時間でありました。


さすがにワシは〆のデザートは遠慮しますが、「お写真ドーゾ!」と見せびらかされました(開)

大変美味しく、楽しいバンゴハンの後は、KJKサンのご自慢のクーペに乗せていただきストリップをドライブです。

アメリカでもド派手に目立つクルマですから周囲から軽く歓声が聞こえます。 自分のクルマではありませんが、ちょっと自慢です(偉)

テケトーなトコロで下していただき、ちょいとばかり周辺を散策しつつ、テケトーに解散することにいたします。

ミナサンはもう少しアメリカに滞在されるとのことで、明日帰るワシとはコチラでヲワカレになります。 長いような短いような不思議なツアーでしたが、楽しく過ごせたのはミナサンのおかげデス♪ 本当にありがとうございました(謝)

さてさて、お腹もこなれてきましたのでホテルに戻ることにいたします。


二人になったところでSKGサンと、「最後なので、もう一杯だけ呑みましょうか?」ということになり、ホテルのオープンカウンターで一杯やることにいたします。 実は、ツアーの途中は個人的な背景等々には立ち入らないようにしていたのですが、最後なのでヨイでしょう!ということもあり、「実は…」なんてハナシが弾みます。 SKGサンとは、なんとなくペア的な動きをすることが多かったのですが、なるほどねぇ…というネタバラシ的なこともあって二人で盛り上がります。


そうこうしているうちに、どうやらバーの閉まる時間になったようで、名残りは惜しいのですが、「いつかどこかで!」という軽い感じに握手をして別れます。
セリグマン ⇒ ブルヘッドシティ(ランチ)⇒ ラスベガス(泊) / 走行 約400km/ 1,900km
ツアーの全行程は、2,000kmにも足りませんでしたが、お腹一杯という満足感はあります。 勿論、西海岸から東海岸まで5000kmの大陸横断というのには強く魅かれておりますが、大き目のクルマを借りて我妻とノンビリドライブなんてのもヨイかなぁ…なんて、考えているうちに眠りに落ちてまいります…
【旅のヒント・本日休載】
(続く…)