六弦研究所

ギターと歌と絵とお笑いと飯。たまに運動。

男同士の酒

2012-07-14 21:54:00 | ノンジャンル
今日は大雨だったけど
やっぱ気になって店に顔を出した。

案の定プチパニック(笑)

んで手伝ってたら
ある事に気付いた。

テーブルに常連さんが来ていた

その人は40代後半くらいの男性で
いつも一人で来ていて
客単価の安いうちの店では
珍しく単価の高いお客さん。

でも前回来た時に
「今度転勤になる」と仰ってて
「もう一度くらい来れたら来る」
とのことだったのだが
それがたまたま俺の休みの日で
顔を出してなきゃ会えなかった。

挨拶をすると
「一緒に飲みませんか?」
と言われ、初めてお客さんと
お酒を飲んだ。

何度か来てもらううちに
俺も顔を覚え、好みを覚え
接客するうちに
その人も少しずつ話しかけて
くれるようになった。

そして今日、
2人で飲みながら
色々と話していて
不思議な気持ちだった。

こんな事があるんだな~って。

人と人の縁って分からないものだし
この仕事はいいものだなって。

基本、酒を飲まない俺が
「男2人で飲む」ってのを
なんか強く意識した
瞬間であった。

そりゃ、友達と飲む事は
今までもあったし
先輩や上司とも飲んだけど

意外と近すぎず遠すぎずの
関係の人との方が
こんな空気で飲めるんだな
って変な感じだった。

親父とサシで飲んでたら
これに近い感じなんじゃないかって
昔から想像した事はあったが、
結局親父とは飲む事無く
親父は逝ってしまった。

そのお客さんが
一回りぐらい年上なのも
あってか、何ともいいものだった。

上手く説明出来ないな(笑)

最後、その人の背中を見送るのは
ちょっと淋しかった。

出会いと別れ…

色々あるけど
やっぱ悪くない。