前回のあらすじ
みんなの九州きっぷ1日目は乗り鉄成分多めで。
2日目です
みんなの九州きっぷ1日目は乗り鉄成分多めで。
2日目です
博多0852→熊本0941 新5315Aつばめ315号熊本行(800) 821-6
博多からは各駅停車のつばめで熊本へ。つばめを選んだ理由は800系で自由席でも4列シートな事、山陽新幹線直通の速達列車に比べ乗車率が低く密になりにくいからって具合。実際この列車の乗車した号車の乗客は数名でした。
シートはこんな感じ。JR九州ではよく見かけるやつ。
熊本駅に到着。
時間があったので外の空気をすいます。
一部からはハリボテと揶揄されていた駅舎は綺麗さっぱりなくなってしまいました。
来春オープンを目指しアミュプラザを核とする複合商業施設も外観はできあがっている感じ。熊本の繁華街は交通センターや鶴谷百貨店がある付近で、熊本駅からはちょっと離れていますが、熊本駅前再開発で人の流れに変化が生まれそうな雰囲気です。
熊本1012→新八代1046 普6335M普通八代行 クハ816-17
熊本駅から普通列車で新八代へ。博多駅や熊本駅周辺では列車に乗る人はほぼ100%のマスク着用率だったのですが、この付近は着用率が低かったですねぇ。列車に乗車してわざわざマスク外す子供とか意味わからない。で、そういう人たちに限ってずっとしゃべってたりするわけで。若い人は重傷化リスクが低いとか、高齢者以外はただの風邪みたいな論調が誤った形で伝わっているのではないかと危惧する状況でした。
新八代に到着。みんなの九州きっぷ(北部九州版)では、途中の宇土駅から新八代駅までが乗り越し区間となりますので480円別途必要です。改札口では交通系ICで精算可能でした。
新八代駅からが本日のメインであるおれんじ食堂乗車区間となります。
おれんじ食堂とは、私をレストラン列車沼に放り込んだ凶悪な列車であります。本当に凶悪。マジ凶悪。
7年前に乗車したときの記事を一応貼っておきます。
ハッピー・バースデイ♪九州パスでリッチな乗鉄~その20~
https://blog.goo.ne.jp/nomayu/e/c390c81fd3882f379e620ff4bc05c73d
ハッピー・バースデイ♪九州パスでリッチな乗鉄~その21~
https://blog.goo.ne.jp/nomayu/e/e6d0be7086263dd752cd65143eb757b5
ハッピー・バースデイ♪九州パスでリッチな乗鉄~その22~
https://blog.goo.ne.jp/nomayu/e/75509690c74980e4a3a064450599bf68
ハッピー・バースデイ♪九州パスでリッチな乗鉄~その23~
https://blog.goo.ne.jp/nomayu/e/9907bb4d8fa1c0ca71d8e8064de98e27
ハッピー・バースデイ♪九州パスでリッチな乗鉄~その24~
https://blog.goo.ne.jp/nomayu/e/7b86978eb4443a3ea5471f547bc76c61
7年間で様々なことが変化していますので、7年前の記事は参考程度です。またコロナ禍の状況において乗車定員等特別対応が行われていますので、今後内容が変更される可能性が大いにあります。
今回は肥薩おれんじ鉄道公式サイトからネット予約、PayPalクレジット決済を行いました。以前は旅行代理店or電話予約のみの対応でしたので予約はとても簡単になりました。座席も指定可能です。今回利用したのはGoToトラベルキャンペーン適用の2便スペシャルランチプランとなります。定価は22,000円でGoTo適用後15,000円となります。通常プランとの違いとして、川内駅周辺のお楽しみクーポン、帰りの肥薩おれんじ鉄道線川内駅→八代駅乗車券、GoToトラベル地域共通クーポンが提供されますので、おれんじ食堂の料金は実質10,000円くらいでしょうか。
新八代駅自由通路で受付が行われました。事前に郵送でバウチャー等が送られてきましたが、名前を告げるだけで受け付けOKでした。
受付時に、座席番号が書かれた乗車証明書、お土産引換券、GoToトラベル地域共通クーポン(発行箇所熊本県)、薩摩川内駅周辺で利用できる500円相当の引換券、沿線観光案内が渡されました。
新八代1110→川内1456 観8187Dおれんじ食堂2便 HSOR116A
おれんじ食堂が熊本方の留置線から入線。
乗車します。
今回は2号車の山側ペアシートを指定しました。コロナ対応としてぼっち利用時は隣席ブロックを基本としています。
眺望はこんな感じ。通常ですと海側テーブルもお客様で一杯になりますが、コロナ対応として海側テーブル席は不使用となり、車内の密集度を下げる取り組みが行われています。
1号車も密集度を下げて運用されます。1号車乗車時の乗車証は赤となります。
列車は定刻で発車。前回と違いとても良い天気でした。
八代駅をすぎるとウェルカムお茶とドリンクが提供されました。
今回は2号車の山側ペアシートを指定しました。コロナ対応としてぼっち利用時は隣席ブロックを基本としています。
眺望はこんな感じ。通常ですと海側テーブルもお客様で一杯になりますが、コロナ対応として海側テーブル席は不使用となり、車内の密集度を下げる取り組みが行われています。
1号車も密集度を下げて運用されます。1号車乗車時の乗車証は赤となります。
列車は定刻で発車。前回と違いとても良い天気でした。
八代駅をすぎるとウェルカムお茶とドリンクが提供されました。
おれんじ食堂の特徴として、コーヒー・紅茶・名物のオレンジジュースはフリードリンクとなっています。コロナ前はセルフサービスでも提供されていたと記憶していますが、現在は注文すると持ってきてくれる提供体制となっています。
ひなぐ温泉駅
力を入れているかは疑問ですが、地域の物産品などの販売ブースもありました。
ひなぐ温泉駅では駅員さんが手を振ってお見送り。手をふるのってこれくらいでいいと思うの。探し出して振り返すのはやり過ぎだと思うんだよ。
ひなぐ温泉をでるとお食事スタート(?)。安定の日奈久竹輪です。暖かくて美味しい。
ひなぐ温泉駅
力を入れているかは疑問ですが、地域の物産品などの販売ブースもありました。
ひなぐ温泉駅では駅員さんが手を振ってお見送り。手をふるのってこれくらいでいいと思うの。探し出して振り返すのはやり過ぎだと思うんだよ。
ひなぐ温泉をでるとお食事スタート(?)。安定の日奈久竹輪です。暖かくて美味しい。
おれんじ食堂の特徴として八代海を進行方向右手に見ながらの運行となります。この日は天気も良かったので天草諸島や遠く島原半島雲仙岳も見渡すことができました。
車内ではフリードリンクの他に有料でアルコール類の提供などもあります。支払いは最後にまとめてですので煩わしさは無し。地域共通クーポン利用可能です。車の運転あったし特製オレンジジュース美味しかったから何も注文できなかったけどな(T_T)
正午前に焼き菓子(種類忘れたけど地元産の柑橘類が使われてた記憶)が配られました。前回もそうでしたが、お昼頃に走行するのに食事がなかなか出てこないのもおれんじ食堂の特徴かも(^_^;)
つづいてお土産の車内販売。おれんじ食堂オリジナルグッズはキーホルダー、ノート、絵はがきで、他は肥薩おれんじ鉄道グッズとなります。カレンダーは車内で買うと1,200円→1,000円で購入可能。絵はがきは復刻したとのことでしたが前回購入していたのでパス。カレンダーやクリアファイルがおれんじ食堂オリジナルなら購入していたのですが、結局何も買えずじまいでした(>_<)
佐敷駅では肥薩おれんじ鉄道の社長さんによるお見送りがありました。
佐敷駅をすぎると食事の準備が始まります。
水俣駅
水俣駅では駅マルシェ(お土産引換)があります。またおれんじ食堂のデザイナーである水戸岡氏デザインで改修された駅舎の見学もできます。
水俣駅をすぎるといよいよ食事スタート。時間は12時45分頃です。ちょっと遅めのスタートですが、7年前に比べ提供は早くなりましたし、各メニューをゆっくり食べることができる時間配分になったのは素晴らしい改善だと思います。
*食事内容は2020年12月6日運行分(2020-2021冬メニュー)
Amuse
黒豚とフォアグラのバチドカンパーニュと小さなパンケーキ
はちみつと黒酢のソース
Hors doeuvre
長島産鯛のカルパッチョあおさのソース
鮑の鰯オイルソース
出水鶏と地卵の麦味噌マヨネーズ
出水駅で食事の積み込み
Soup
ヒオウギ貝のチャウダー
Poisson
ボンタンぶりのニューバーグソースと天使の海老のフレッシュトマトソース
Viand
九州産和牛ロース肉のステーキ味茸とトリュフのソース
ちょっと残念だったのは1号車と自分まで阿久根駅到着直前に配膳されたこと。隣の席からは配膳タイミングの確認があったので、自分も確認してもらえたらなぁとおもいました。
阿久根駅
配膳3分後に阿久根駅に到着。こちらも水戸岡氏監修で駅舎がリニューアルされた駅で下車見学スポットです。以前の阿久根駅は国鉄時代のいかにも駅という趣でしたが、新しい阿久根駅は木材をふんだんに使ったおしゃれな待合室やカフェがあり近隣住人の憩いの場にもなりそうな雰囲気でした。
食事に戻ります。配膳されて10分ほど放置されたメインディッシュ(悲しい)。個人的には人が動くとほこりが舞うのでラップか何かをかけておいてくれたらそこまで気にならなかったかも。ナプキンは綺麗に直されていたのでもう一工夫欲しかったなと思いました。
Dessert
パンナコッタとイチゴのコンフィチュール
不知火のパウンドケーキとコンポート
出水茶のチーズケーキ
海を眺めながら食べるデザートは最高です。
デザートを食べ終わると、最後の下車観光駅である薩摩高城駅に到着。
駅マルシェ(お土産交換)があります。
また、希望者は駅から海岸沿い(片道2分くらい)まで案内してもらえます。
海岸沿いにある駅ですがホームから海をバックに写真撮影とかは微妙っぽい。跨線橋からならいけるかも。
今回のお土産は、和紅茶(車内)、タンカンジュース(水俣駅)、温州ミカンジュース(薩摩高城駅)。乗車時に紙袋が配布されているので持ち帰りにも苦労しません。
川内駅直前で787系の試運転列車とすれ違いました。アナウンスによると36ぷらす3(赤の路・博多駅→鹿児島中央駅)の乗務員訓練との事ででした。九州新幹線開通前は787系つばめ号の走行ルートだった鹿児島本線に787系が戻ってくるのは感慨深いものがあります。
列車は数分の遅れで終着川内駅に到着。
おれんじ食堂の感想
肥薩おれんじ鉄道の本気をとくと体験させていただきました。おれんじ食堂は安定のレストラン列車であると再認識した乗車となりました。少しだけ不満もありましたが(記念グッズ少ない、メインディッシュ配膳タイミング)、前回乗車時よりも食事のタイミングも改善されよりよい列車になっていました。
コロナ禍で刻一刻と状況は変化すると思いますが。間違いなくオススメできる列車の一つです。現在は販売座席数を制限していることもあり車内にも比較的余裕があり、乗務員さんの目も乗客1人1人に行き渡っている印象を受けました。
今回乗車した2号車ですが、今乗るなら2号車は本当にオススメです。通常ですと海側のテーブル席に人が座る為、テーブルの人を見ながら食事という感じになりますが、現状テーブル席の販売は休止されているので、大きな窓から車窓を眺めながら食事を楽しむことができます。
コロナ禍で定員を減らしての運行や各種感染症対策など、営業的には厳しいだろうと予想するのは難しくない状況です。そんななか、乗務員一人一人の頑張りで通常時に負けず劣らずのサービスが提供されているのは間違いありません。頻繁に乗車するのは難しい列車ですが、近くに行く機会があれば是非乗って応援してみて欲しいと思います。
川内駅
規模の割に動線が長くて疲れる川内駅で、長い階段を上って一度改札を出て長い階段を下って、お楽しみチケットの商品を交換して、長い階段を上って改札に行き、長い階段を下ってホームに向かい、ホーム熊本方にある肥薩おれんじ鉄道乗り場から帰りの列車に乗ります。
川内1517→八代1743 普6140D普通八代行 HSOR117A
新幹線で博多まで戻っても良かったのですが、折角帰りの切符も付けてくれたのだから利用しました。
復路バウチャー
夕焼けに染まる八代海を眺められただけで大満足でしたけどね。こういう景色を眺めるとおれんじ食堂3便(サンセット)も乗車したいなぁと思ってしまいます。
八代1752→熊本1830 普5356M普通銀水行 クモハ815-14
八代駅でJR線に乗り換え(宇土駅まで480円が別途必要)
肥薩線起点ですが、肥薩線の列車が再び来る日が来るのでしょうか?
熊本1849→博多1923 新612Aみずほ612号新大阪行(N700) 766-8004(R4)
熊本駅で新幹線に乗り換えます。行きは各停つばめで50分ほどかかった熊本博多間も、最速達のみずほ号なら34分。早い。
新大阪行きなので混雑してるだろうと思い指定席をとっておきましたが正解でした。九州直通仕様のN700系は自由席と指定席でグレード差が大きいので基本的に指定席推奨です。
博多駅お土産購入、ホテルに預けた荷物をサルベージして福岡空港へ。
搭乗口は南保安検査場から一番近い9番。
到着した25分頃にはすでに搭乗が始まってました。
福岡(9)2055→東京羽田(63)2230 ANA272 772 JA705A
こいつシートは煎餅なのにWiFi対応してないんだぜ・・・ひどい機材に当たったぜ。
おしまい
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