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台湾に行ってきたわん2020~その4・2日目は台湾一周乗り鉄の旅-Part2-~

2020年03月08日 21時00分00秒 | 2020年02月台湾・札幌旅行
前回のあらすじ
台北を早朝に出発して、台湾鐵道を時計回りに歩みを進めます。


台東県北部の池上に到着。池上は台湾でも有数の米所でお弁当も有名です。


とりあえず朝食として池上駅前の全美行で食べます。


入口入ってすぐのレジで食券を購入し奥の調理場で受け取ります。お弁当は普通80元・排骨90元の2種類。


店内はこんな感じ。


列車内でコンビニパンを少し頬張っただけでお腹が減っていたので排骨弁当にしました。スープはサービス。見た目は台湾弁当のそれに漏れず地味ですがさすがに美味しいです。たくさんの方が食べに来る理由もわかります。


池上では1時間ほど時間があるので駅周辺を散策。


こちらは池上飯包文化故事館。この周辺のお弁当屋さんでは一番大きく幹線道路にも面しているので一番賑わっていました。サイクリングで通りがかって食べる方が多いみたいです。


店内の様子


駅の方に戻って全美行向かいの家郷池上飯包。こちらもそれなりにお客さんが入っていました。


夕食用に普通のお弁当も購入。こっちのお弁当がいわゆる池上弁当としてよく写真が掲載されているものですね。なお、数年前(10年近く前?)にはホームで立ち売りも行っていましたが、現在はホームでの販売はやっていません。

池上駅周辺の地図




駅で次の列車を待ちます。


6本目 池上1334→関山1343 自強418 PPT1062
池上から開山は北千住から松戸に移動するくらいの距離感(*^_^*) わざわざ特急を使うような距離ではありませんが、この区間は特急列車の方が多い区間なので特急使います。


自転車区画はラッピングされている列車が多いですね。


車内はまぁまぁの混雑。そして安定の山側。


関山に到着。降りた人は数名でした。



関山駅前


関山には有名なお弁当屋さんが2件あります。こちらは駅チカの源昌開山弁当。店内は結構混雑してました。


今回は駅から5分ほど歩いたこちらの関山弁当にしました。


先ほど食べたばかりでしたので、一番オーソドックスな5番の関山弁当にしました。75元。


例によってスープはサービス。池上同様地味な見た目ですが味は美味しいです。わざわざ食べに来た甲斐がありました(*^_^*)


関山駅周辺地図
こちらの駅も数年前(少なくとも5年前)までホームでお弁当を立ち売りしていましたが現在は終了しています。


7本目 関山1436→台東1501 自強420 40DR2951
台東止まりで電化区間しか走らないのに気動車な自強号。


車内はガラガラ。


なぜか出発しない。そして7分後に出発するプユマが到着・・・車内アナウンスでなんか言ってるけどよくわからなくて焦る・・・


どうやら対向列車が遅れていたようで北行の列車が到着後すぐに発車しました。


台東駅に到着。リニューアルした台東駅を視察するために10分ほど乗継時間を取っていましたが、列車が8分ほど遅れたためリニューアルした台東駅は見学できず。改札を通らずすぐさま次の列車が止まっているホームへ。


8本目 台東1512→高雄1731 自強318 45DR3114
この列車に乗って台湾南部の都市高雄を目指します。台湾鐵道の主要区間ではこの先の知本駅から枋寮駅までが非電化区間になります。なお、この区間も電化工事中で数年以内に電化される予定です。電化後はディーゼルの自強号は廃止されてしまうのでしょうか。


結局遅れたプユマを待って発車。プユマなら対面乗換だったし、どうせ駅舎見学の時間が取れないならプユマにすればよかったかも。


今回は海側の座席が指定されました。どんよりとした曇り空でしたが車窓に広がる大海原は感動しますね。


時間的には夕暮れ時。方角的には東側の席に座っているような気がしていたんですが結構まぶしかったです。


枋寮駅に到着。ここから7分続行の彰化行き自強168号に乗り換えようかなって考えた時期もありましたが高雄到着が20分ほど遅くなるので止めました。

で、この自強168号彰化行きだからどんな車両が来るのかなと思ったらなかなかのレア車であるEMU1200形電車による運用でした。現在は彰化駅以南の運用に固定されていますので台北駅などでは見ることができないです。まぁ、彰化-枋寮の区間で完結する自強号を狙えばそれなりの確立で乗れそうな感じですけど(^_^;)

自強168号のダイヤはこんな感じ(2020年3月現在)



高屏渓の橋を渡ると高雄市に。


列車は定刻で高雄駅に到着。


高雄駅周辺路線図。なんか、知らない駅が増えてる気がする。


下化されて綺麗になりましたね。


窓口には最近リニューアルされた駅で見かける大型ディスプレイによる列車案内。1枚電源落ちてるけど(^_^;)



工事中なので美麗島側に出るには迂回が必要です。その辺は1年前と変わっていないですね。しかし、旧駅舎は取り壊されました。


旧旧駅舎は再利用される予定です。


10分ほど歩くと美麗島駅。


一応ステンドグラス。


独自の萌えキャラに飽き足らず、初音ミクやちびまる子ちゃんとコラボし始めた高雄MRTグッズショップ。


六合夜市はガラガラでしたね。日本人的には半袖でもOKな気温(25度前後)でしたが、屋台のおばちゃんは寒い寒いと言っておりました。そしてコロナの影響で客数がかなり減っているとのこと。


腸詰とパパイヤジュースで腹ごしらえ。

高雄駅に戻ってきました。

高雄駅で見つけた新駅舎の模型。なんか広大すぎて使いにくそう・・・


旧旧駅舎はこんな感じで再利用される予定です。


9本目 高雄1908→台北2401 自強152 PPT1027
いよいよ本日最後の列車となりました。これに乗れば台北まで連れて行ってくれます。寝過ごしても松山までに気がつけば台北に戻ってこれます。南港からならYou-bikeで台北まで戻れるでしょう(一応同一市内だし)。そこから先に行ったら終わりですね(-_-)


列車は結構な混雑です。駅毎に入れ替わりこそありますが、新竹駅まで通路やデッキには立ち客が出る混雑っぷりでした。


すいたら食べようと思っていましたが全然すく気配がないので食べ始める図。お昼に買って冷めてしまっていますが美味しかったです。でもできたてホカホカの方が間違いなくもっと美味しいですね。そしてプユマ・タロコ以外の自強号にはテーブルがないのでお弁当は食べにくいです。


やっとすいてきた車内。台北まであと40分くらい。


ついに台北駅の表示が。


台北駅到着。朝6時14分に出発しhて台湾を一周し24時1分に台北に戻ってきました。この列車で台南→斗六を走破したので、朝の蘇澳線区間を含めて台鐵完乗達成です。3日間あれば適当に行程組んでも達成できそうな気もしなくはないですけど(^_^;)


ほとんど人がいない台北駅。


朝と同じ場所から写真。


ホテルに戻ってのんびりする図。TVの内容はのんびりできるようなものではなかったりしますけど。


夜遅いですがお夜食代わりに鳳梨釈迦をいただきます。


冷蔵庫がない部屋だったので冷水で30分ほど冷やしました。味は甘くて疲れが吹き飛ぶ感じ。不満があるとすればもう少し冷えてくれていたらより一層美味しかったんじゃないかなって事。冷蔵庫は大切!

カトラリーはチャイナエアーの機内食についていたプラのものを使いましたが簡単に切ることができました。台湾+安ホテルだと使い捨てのカトラリーをお持ち帰りしておくと意外と役に立ちます。高いホテルならフロントに頼めばフォークとナイフくらい持ってきてくれるんじゃないかな。


つづきます


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