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【F1 2013】第3戦中国GP

2013年04月14日 21時26分20秒 | F1
F1 中国GP 決勝結果
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レース後の順位変更は興醒めなので、審議はレース中にして欲しい。
→黄旗区間でのDRS仕様問題のレース後審議は不問になった模様です。

今季初の全セッションドライとなった中国GP。PM2.5や鳥インフルなど不安要素もあった中国GPですが無事終了しました。

結果は1位アロンソ、2位ライコネン、3位ハミルトン。予選上位3人が表彰台という結果になり良かったと思います。

予選を振り返ると、どのチームもなかなか走らないという状況がQ1~Q3まで全てで見られました。タイヤのことを考えた作戦といえばそれまでですが、現地に見に行った観客の立場を考えると興行としては失格というレベルです。タイヤをワザと脆くすることで、レース展開をよりアグレッシブにするという方向性は若干の疑問がありますね。

決勝は予選上位と下位チームがソフトスタート、中盤勢がミディアムスタートとなりました。ソフトは最大で8周程度、ミディアムは20周程度のライフが予想されていましたから、上位の予選出使った中古ソフト組は5周程度でピットインすることを考えれば、ミディアム組は6周目以降自分たちのペースで走れるわけです。また、序盤は燃料の分車は重いですし、コースはラバーインしていませんから、基本的には固い側(今回はミディアム)の方が戦略的に有利になります。それを考慮し予選出タイムを出さないドライバーもいました。終わってみれば、ワールドチャンピオン経験者が上位を占めるという、ドライバーの腕を見た熱いレースではありましたが、タイヤによる過剰演出はいまいち好きになれませんね。もっとも、過剰演出のおかげでオーバーテイクが増加している一面もあるので、決勝だけを見れば興行的にはありなのかもしれません。

ライコネンは2番手スタートの2位フィニッシュ。順位変動のあったレースでしたが終わってみればスタート位置に納まりました。今回はスタートで完全に出遅れましたが、スタートが決まっていれば、ペレスと争うことも無かった可能性もありますから優勝できたかもしれません。でも、あのような状況できちんとハミルトンに着いていき、最後のピットストップでアンダーカットできたのは素晴らしかったともいます。

今回優勝したフェラーリのアロンソですが、FPからフェラーリは調子が良かったです。レース序盤はマッサも2番手を走行していたものの、アロンソに優先権のあった1回目ピットストップで交換時期を延ばされ、その後は見せ場もなく終わってしまったのは残念ですね。速さだけならアロンソにも引けを取らないマッサですが、レース全体の組み立てる強さではやはり劣ってしまう感じがします。

次回はバーレーンGP。ここもドライセッションになると思われますし、中国よりも温度が高いですからチーム勢力図に若干の異変があるかもしれません。

次戦→第4戦バーレーンGP(サクヒール 4月19日~21日)
放送予定
CS フジテレビNEXT(全セッション生中継)
4/19 15:55-17:40 金曜フリー走行1
4/19 19:55-21:40 金曜フリー走行2
4/20 16:55-18:10 土曜フリー走行
4/20 19:50-22:00 予選
4/21 20:30-20:50 決勝直前生中継
4/21 20:50-23:50 決勝
解説:未定

BS BSフジ
4/20 24:00-25:00 予選
4/21 23:00-24:50 決勝
解説:未定

F1グランプリニュース
4/26 21:00-22:30(NEXT) #3 中国GP・バーレーンGP


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