翌日です。今回の旅行の目的の一つである36ぷらす3の新しいルートである金の路(佐世保ルート)に乗車します。
博多駅鳥栖方では運航開始式典が挙行されました。
のんびり乗車するとすぐに発車。36ぷらす3の基本的な流れは今までと同じです。
昨年10月頃から配布されるようになったポストカード記念乗車証と旅のしおり。旅のしおりの内容は旧金の路(長崎ルート)と基本的に同じですが、運行ルート変更に伴い変更されている部分も。
武雄温泉関連
早岐・佐世保関連は下の駅名部分の変更
運行図と通過自治体一覧は刷新。D&S列車紹介にはふたつ星4047もあります。
博多駅の出発は11時22分。次のおもてなし停車駅である肥前浜は12時44分着なのでこの区間が事実上の昼食タイム。食事付きプランは12時頃から食事が提供されます。
座席プランなので博多駅でお弁当を購入しておきました。
同じ日に乗車されたお友達さんの食事付きプラン(座席)のお食事はこんな感じ。
佐賀県鹿島市(だったと思う)からのお土産
お土産は佐賀駅出発後に乗務員から配布されました。なお、旧金の路は佐賀駅で10分弱の停車があり記念スタンプや記念撮影タイムがありましたが、新金の路は1分停車で乗降のみになりました。
おもてなし停車駅の肥前浜駅には12時44分~13時38分の54分停車。
肥前浜は肥前浜宿まちなみガイドや駅前でのイベントなどがあります。まちなみガイドはショート版で途中までとなります。旧金の路と時間帯は少し変わりましたが内容はほぼ同一です。
今までは終着駅到着直前に開催されていた、振り返りプレゼンは13時55分頃から。
武雄温泉駅。14時23分~14時49分の26分停車ですが物販やおもてなしイベントはありません。スタンプあり。
次は特別停車の上有田駅。15時30分頃から約15分間停車します。
駅舎内やカフェでの物販や駅前でのイベントがありました。後者はこの日だけかもしれません。
また近隣の子供たちによるお出迎えとお見送りがありました。
旧金の路ではありませんでしたが、新金の路では車内イベントが開催されるようになりました。上有田駅出発直後に開始され、マルチカーはイベント参加者のみの利用となります。
早岐駅で進行方向が変わります。15時57分~16時03分の6分停車ですがイベントは特になし。
終点佐世保駅には16時13分に到着。ささやかな歓迎がありました。
博多駅からの乗車時間は4時間51分となり、肥前浜での折り返しなどもある関係で乗車時間あたりの料金ではお得です(^_^;)。また肥前浜・江北・早岐の3駅で進行方向が変わりますが、海沿いを走行する区間などもなくなり進行方向のどちら側がオススメというのはなくなりました。
博多駅行きの36ぷらす3は佐世保駅17時31分→博多駅20時06分となります。帰りの便ではおもてなしなし、個室販売なし、食事付きプランなしで実質回送列車の営業運転のような感じです。ビュッフェのみ営業があります。
新しい36ぷらす3金の路は新幹線開業で肥前浜から長崎側が非電化になり乗り入れできなくなったため運行ルートが佐世保線経由佐世保往復になりました。長崎時代に比べ途中の運転停車が減ったのは好印象です。しかし長崎線の海沿いを走る区間に比べ車窓は地味になった印象です。個人的には1度乗れば十分かなという印象ではありますが、1度乗る価値はある列車であるとも思いました。佐賀・長崎の車窓を楽しむという面ではふたつ星4047の方がオススメですね。
36ぷらす3金の路を博多-佐世保で乗車券込の株主優待割引利用で一葉券発券すると3,630円で列車名みたいな金額になります(^_^;)
つばめでデビューした787系は30周年。記念グッズまだ売ってました。
おしまい
各駅での停車時間やおもてなし時間は、以前の長崎行き金の路よりも改善された印象でした。上有田駅は初日なので賑わっていましたが、今後どうなるかちょっと気がかりな印象はありました。
距離は短いコースなので時間単価でみるとお得感はありますね。帰り便は回送列車の一部営業な印象で余計なことはやりたくない空気感を感じました。利用状況により今後どうなるか分からないですね。
おもてなしイベントのある長時間停車が増えたのは喜ばしいですね。
上有田駅で有田焼が買えるのは嬉しいかも。
文中にもありましたが、約5時間乗車出来てこの料金はコスパいいですね。
佐世保→博多の帰り便は、食事なしの格安料金で個室開放してくれないかな。。。