杭州東駅から上海虹橋までCRH380CLに乗車します。
CRHは全席禁煙です。喫煙ルームなどはありませんから喫煙者にはつらい環境と言えるでしょう。特に今回乗車したG7540次は苍南8時26分発→杭州東12時02分発→上海虹橋13時08分着の長距離列車で始発から乗車していると杭州東の時点で3時間30分経過していて我慢するのもキツそうです。もっとも、灰皿も無いような場所で喫煙することは褒められたことでは無いですし、停車駅の度に停車時間は短いのでホームに降りてたばこ吸うな的なインフォメーションが流れるので本来は禁止事項で黙認している状況なのでしょう。
CRH380Cの車内
一等座
座席や車内の印象はICE3ベースのCRH380Bとほぼ同じ(他の座席クラスも同様)です。
商務座
商務座はシートは共通です。モニターは個別にありますので天井部と末端部にはありません。サービスも共通で、昼食時間帯にも運行する列車ですので昼食サービス(スープ付き)の提供もあったようです(杭州東出発後に客室乗務員が暖めた弁当とスープを持って食堂車と商務座を何往復もしていたことから推測)。
列車は時速300kmで上海を目指します。
上海が近づいてきました。
虹橋空港に着陸する飛行機が見えてきてまもなく到着です。
上海虹橋駅に到着。
CRH380CL
正面から見るとずんぐりむっくりな雰囲気です。
しかしそこは高速列車ですので、横から見るとなだらかな流線型であることが一目瞭然です。
参考にベースのCRH380B型。角度的な問題かもしれませんがC型の方がよりなだらかな流線型に見えます。なお、C型はB型の後継車種というわけでは無いようです。
虹橋駅から地下鉄で浦東空港を目指します。
広羊路で長い編成から4両編成の短い車両に乗り換えます。路線図的には2号線で一本ですが、実際は広羊路で必ず乗換が必要です。対面乗換なので苦では無いですけどね。
広羊路から先は高架区間で景色を眺められますが、乗車した車両の窓は何ヶ月洗ってないんだという感じの汚れ具合でした(^_^;)
時間に余裕があったので空港1つ手前の海天三路で途中下車します。ここはリニアと高速道路が併走しているので撮影できたらラッキーという感じで。
で、撮影した写真でリニアが唯一写っていた写真です。リニアはほぼ無音で颯爽と駆け抜けますし、ホームには公安がいるので長居できないので撮影地としてはどうにもならない感じでした。
駅横はこんな感じで高速道路を挟んでリニアの路線が見えます。運が良ければここでベストショットを撮れるかもしれませんね。。
上海浦東空港に到着。途中でリニアに乗り換えた場合より30分くらい余計にかかりますが、乗換は楽ですし運賃も1/3くらいなので時間が許せば地下鉄移動もありかもしれません。
上海からはA380に乗って・・・シンガポール行きたいですねw
乗るのはこちらのB787です。
機内は169席の長距離国際線仕様になります。中国線の搭乗客数的に欧米線の間合いで投入するのに持って来いなのでしょう。
ビジネス:スタッガード
この日の搭乗客は3名だった模様。
プレミアムエコノミー
エコノミー:行きと同様に奴隷船仕様です。比較的短距離の上海線でも狭苦しい感がするのに、飛行時間10時間超えの欧米線でこれとか拷問ですかね(^_^;)
自分は非常口座席をキープ
ミールは行きと同様コーシャー(KS)です。行きとは違う会社が製造したミールでした。味は行きより美味しかった。というか、往復とも意外と美味しかったのでこれはこれでありかなと。ANAも予約毎に一括で無く、搭乗便毎に機内食がネットで選べると便利なんですけどね。
なお、特別機内食を注文したため、最初の確認時に座席肩部に識別用シールが貼られました。KSって「面倒な機内食頼むなよ、このカ○が!」とか「面倒な機内食頼むなよ、このク○が!」とか思われてるようで(笑) 社内的にはコーシャーでKSなのでしょうが、日本のネットスラングだとあまり良い意味では使われない略ですね。
中国へは2012年以来の旅行となりましたが、都市部では随分とマナーが良くなったように感じ驚いたのと同時に、ちょっと刺激が足りないような物足りなさも感じちゃいました。今回訪れた紹興や寧波、杭州も観光地としてもなかなかに良いところで、特に紹興の街並みは感動的でした。また次回があったらまだ行っていない都市へも行きたいですね。
おしまい
まあ、ユダヤ教徒でも無いのにコーシャー頼むような○スなので気にはしていませんが、人によっては気にしそうな表記だなと思いました。なにかもう少しうまい方法がありそうですけどね。