中華芸術宮駅→8号線→大世界
今度は豫園へ向かいます。豫園へは10号線豫園駅が最寄りとなりますが、乗換の手間を考えると多少遠くても歩いた方が早そうということで、大世界から歩くことにしました。
大世界駅周辺は少し古めの街並みでした。楽器屋さんが多かったです。
歩いている途中に見かけたバス。一見何の変哲もないように見えますが屋根にパンタグラフ(集電装置)を搭載し、停車中に充電、走行は電気でという環境に優しいバスになっています。
大通りに出るとそこは開発された中国の街並みです。
まぁ、道路を通すために建物の一部が撤去されたような部分もありましたけどね(^_^;)
立ち退いていない建物の部分は仮設の歩道になってました。中国の制度なら次の日には建物撤去+歩道完成でもおかしくなさそうなんですが、なぜこの状態で放置されているのかよくわかりません・・・
10号線の豫園駅付近の交差点です。交差点からは浦東新区の高層ビル群が一望できます。一番右側の高層ビルは2015年に竣工した上海センター(上海中心大廈)で、高さは632mで世界第2位の超高層ビルになります。左横の栓抜きの形でお馴染みの上海環球金融中心も高さ492mで世界第7位の超高層ビルです。
さらに少し歩くと豫園の中心街になります。
豫園商城
こちらはいわゆるショッピング街となります。豫園は明の時代の庭園ですが、時間的に閉園していたため入ってはいません。
南翔饅頭店
観光客にはお馴染みのお店でここで夕食の予定でしたが、あまりの行列に予定を変更しました。豫園商城の南翔饅頭店は上の買いに行くほどお値段が高くなりますので、利用される際は懐具合と相談してフロアを選ぶとよいですね。なお、1階ではテイクアウトの点心もやっていて、そこで買った点心をベンチで食べる観光客の姿も多く見かけました。なお、テイクアウトの行列も凄かったです。
豫園から少し歩いて外灘エリアに向かいます。
外灘
この一帯は19世紀後半から20世紀前半にかけての租界地区(上海租界)であり、当時建設された西洋式高層建築が建ち並んでいる。(wikipediaより)
上海を行った観光客は必ず訪れるであろう外灘エリアです。約100年前の西洋建築が黄浦江沿いに立ち並び、そこは中国ではなく欧州のような雰囲気の街並みです。
また、川の向こうに立ち並ぶ超高層ビル群を見ると経済発展した中国の現代の姿を垣間見ることができます。
外灘から地下鉄2号線南京東路駅を目指して少し歩きます。
途中にはトロリーバスも。日本ではほぼ廃止されてしまったトロリーバスですが、外灘エリアでは現役で走行しています。一見古くさいようにも感じますが線路のない電車のようなものですから、化石燃料を燃やして走行する通常のバスよりも環境には優しい(電気の発電方法により賛否はありますが)とされています。
南京路歩行街
人民広場と外灘の間に位置し全長約1km、店舗数約600件とも言われる中国随一の繁華街です。
南京東路駅→2号線→南京西路駅
南京西路駅直結のビルにある南翔饅頭店で夕食にします。こちらのお店は時間帯の関係もあり比較的すいていました。
適当に注文して適当に食べるのが点心のスタイルだと思っている(>_<) 前回も訪れていてリピートですから味については書くまでもありませんね。
お腹もいっぱいになりましたのでホテルのある中山公園駅に戻ります。
南京西路駅→2号線→中山公園駅
駅にあった機械で前回利用した上海交通カードが利用できるか確認してみます。
前回の履歴(順番が意味不明)は確認できました。上海交通カードの有効期限は最終利用日から2年とか5年とか言われていて、有効期限が切れた場合は窓口で有効化の処理が必要になるとされています。5年ならセーフ、2年ならアウトな自分の交通カードでしたが、この機械でリチャージ処理(有効化処理?)をしたので普通に使えそうな雰囲気がします。今回の旅では1日券や色違いの上海交通カードを購入したので1度も使いませんでしたけどね(笑)
ルネッサンス上海パークホテル
中山公園駅までひときわ目立つ高層ホテルです。たぶん高級なホテルだと思われ・・・
私たちが宿泊するニューワールド上海ホテル。ANA旅作で予約しましたが五つ星ホテルと書いてありました。
つづきます
外灘エリアは上海の人気観光スポットで、西洋風の建築物が並ぶ姿は本当に壮観でした。