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2024年夏 1円でゲットしたGalaxy A23 5G(ドコモ版SC-56C)を試す

2024年09月08日 21時00分30秒 | PC・携帯・家電
OPPO A79 5Gからの乗換です。A79はサブ機としては大きすぎ、GPSの諸問題でナビとして使いにくい、オマ環疑惑はありますがWiFiの感度悪すぎで手放しました。ColorOSは久しぶりでしたがそこまで悪い印象は無かったです。


時は2024年7月末・・・新宿をぶらついていたらドコモのスマホの処分セールやってるのを見かけました。対象はMNPでAQUOS wish3、wish4、Galaxy A23の3機種が一括1円。irumoでもOKという事だったのでGalaxy A23を購入しました。wish4は最新端末ですがドコモ定価が22,000円なので発売当初から投げ売り端末です。今はARROWS we2という投げ売り端末も発売され、大きめ→wish4、小さめ→we2という感じで販売しているようです。
*支払額は店頭1円、事務手数料3,850円(請求書払)、回線は6ヶ月維持するとして550円×6で3,300円、初月は約80円の請求が来ていたのでトータル7,200円ほど。


色は黒にしました。在庫が赤と黒だったので黒にしたという消極的選択。最新機種では見られなくなったdocomoロゴ入りです。端末型番やおサイフケータイマークもきちんと入っています。


画面は5.8インチでコンパクト。水滴ノッチは微妙。液晶ディスプレイなので暗めです。枠は広めで2.5D処理されているのでガラスフィルム貼りにくいです。端末のサイズ感はGalaxyですと最近の無印Sと同じくらいですが、無印Sの方が画面は大きいです。


下部はスピーカー(モノラル)、USB-TypeC、マイク。


上部はマイク、イヤホンジャック。ハイエンドモデルではイヤホンジャックを廃止するメーカーが多いですが、エントリーモデルはイヤホンジャック残っている端末多いですよね。カメラはシングル(50MP)、おサイフケータイはLEDフラッシュ反対側付近。


左側上部にはSIM(nanoSIM×1)&microSDスロット(最大1TBまで)。SIMピン必須です。eSIMにも対応し、物理+eSIMのデュアルSIM対応です。国内版Galaxyはこの世代から国内主要キャリアのバンド対応になりましたので、他キャリアでもほぼ問題なく利用可能です。


右側は上から音量、指紋認証センサー兼電源ボタン。指紋認証の精度は普通で可も無く不可も無くな印象。


カメラ撮影例


カメラは単眼(SAMSUNG S5KJN1 50MP/F1.8)で明るい時間帯ならそれなりに写ります。色合いは少し青っぽくて寒い感じ。暗所撮影やカメラにこだわりたい方はもう少し高いのを買いましょう。QRコードの読み取りはちょっと遅い印象。


OPPO A79との比較
操作性:名称こそ違いますが同じSoC、メモリ容量4GBで横並びの両機種の操作感はほぼ同じか、A79が少し軽めな印象。A79の方がディスプレイ解像度(フルHDとハーフHD)的に不利なはずですが軽く感じるのは、OneUIにくらべColorOSがキビキビした印象だからでしょうか。

カメラ:A79は大層なカメラ構成に見えて実質シングルカメラ、こちらはすっきり系シングルカメラ。どっちも大差ないです。カメラ気にする方はこのクラスのスマホを買うべきではないです。

電池持ち:A79は5000mAh、A23は4000mAh。A79はバッテリー保護充電でも2日間は使える感じでしたが、A23は1日半(100%充電で2日ギリギリ)で容量差がそのまま電池持ちにつながっているように感じました。

GPSやWiFi:A79はGPSの測位頻度や正確性に難あり、WiFiも自分の環境では突然切れたりパケ詰まりのような症状が頻繁に出てかなりストレスでした。A23はGPSは普通、ただし電子コンパスはなし。WiFiはパケ詰まりはないものの突然切れることは時々あります。これに関してはGalaxyの下位機種ですと自環境でよく発生しているので環境が悪いだけかもしれないです。経験上Galaxyはnote/SシリーズとAシリーズでは電波感度にかなり差がある印象です。カタログスペックに表れない設計上の差があるのでしょう。

結論:サブ端末として鞄に突っ込んでおくような用途ならA23のサイズ感はとても良いと思います。ナビとして使うならA79の画面サイズだけは魅力的。A79と同じサイズ感のエントリーモデルとしてwish4なんかどんなものなのでしょうか。



A23 5Gの感想
・サイズはちょうど良い
 無印Sのサイズ感がちょうど良いと感じる手の大きさなので、A23のサイズ感も良いです。しかし画面サイズは無印Sに比べ小さいのでメインで使うなら無印Sの方が断然良いですね。

・画面は価格優先の結果
 有機ELに慣れると、液晶ディスプレイは発色やムラ、屋外の見やすさなどで不満がたまります。またこの端末はA22迄に比べ改善されているらしいですが照度センサーの反応が悪いです。屋外で鞄やポケットから出して画面を表示させても明るさ自動調整が適切な状態になるまで5~10秒かかりストレスです。

・Dimensity700とメモリ4GBの構成
 OneUI6.0を動作させるには非力と言わざるを得ません。コスト的な問題でしょうがGalaxyなら型落ちのミドルレンジExynos等で差別化するのもありだと思いました。また2024年夏でスマホを選ぶならメモリーは最低でも6GB、選べるなら8GB以上を推奨します。4GBだとタスクキルの発生率が高くてストレス要因になります。

・バージョンアップのサポートは?
 最近のGalaxy端末はiPhoneやGooglePixelに匹敵する長期サポートも魅力ですが、この端末は現在配信されているAndroid14で打ち止めになるのではないでしょうか。スペック的にAndroid15以降はキツそうです。セキュリティアップデートは2024年1月の配信が最新ですが、半年に一度くらいアップデートしてもらえるとありがたいと思います。

A23 5Gの後継モデルは発売されるのか・・・
海外ではA24も発売されていますが、名称が同じなだけで国内版と海外版A20シリーズは別物です。A23(2022年発売)までは秋頃にリリースされる傾向でしたので国内向けA24やA25が発売予定ならそろそろリリースされる可能性もありますが、昨今の状況を鑑みると国内でGalaxyのエントリーモデルは終売なのかなと予想します。A23を使った印象としてエントリー端末は販売台数やシェアには影響を与えるでしょうが、ブランドイメージの構築としては発売しない方がマシであるとも思えます。昨今のGalaxyの販売状況を見ると、ハイエンドや折りたたみなどブランド価値を創造する端末に力を入れて、ブランド価値を損なってまで安い端末を売りたいとは考えてなさそうな印象です。日本国内では最低限Galaxyらしさが感じられるA50番台を一番下のラインにして、S/Zシリーズを主力にし販売台数シェアにはそこまでこだわらずブランド価値を高めることに注力しそうな予感がします。
注:個人の感想です。各キャリアから廉価版Galaxyの依頼があれば対応するでしょう。

オススメできる端末か?
すでに新品での販売はほぼ終了しているのでオススメも何もという感じですが1円でも買うかどうか迷うレベルで、今更2年前に発売されたエントリーGalaxyを積極的に選ぶ理由など皆無です。エントリークラスは中華スマホのコスパが良すぎて、中華端末はイヤだという方以外は中華スマホ(シャオミ、レノボ系、OPPO)選ぶのが無難でしょう。また、長く使いたいのであればエントリーではなくミドルレンジ以上の端末を選ぶ方が長期間快適に利用できるでしょうし、レンタルプログラムに抵抗がないならばキャリアのレンタルプログラムを上手に活用すればより良いスマホライフが送れるのではないでしょうか。

irumo0.5GB→おまえは役に立たん。OCN500MBプラン*を劣化させただけな感じ。ドコモ利用するならahamoの方が良いですし、irumo使うくらいなら他社サブブランドやMVNOの方が快適な気がします。
*新規契約終了していますが、OCNモバイルONEの500MBプランは税抜き500円で200円分の無料通話、ミュージックカウントフリー、余った容量の次月繰り越しなどサブで持つには魅力的でした。またOCNはMVNOにしては通信速度が安定していたのも魅力の一つでした。



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