折り紙万華鏡は普通、折り紙7枚で作ります。7枚以外でも作ることができます。
折り紙万華鏡の作品を示します。
左から、6枚、7枚、8枚、9枚の作品です。
8枚以上では輪の隙間がしだいに開いて行きます。
6枚で作ったものが、正三角形でつくる鏡の万華鏡と同じシンメトリーですが、残念ながら中心の部分に余裕が生まれないため、回すことができません。
パソコンで作る“くるくるりん”は、縦、横の長さを調整できるので、6面(イラストの数)で回転できるものを作ることができます。8面、9面、10面も自由に作ることができます。
“くるくるりん”の作品を紹介します。
上段左から6面、7面、8面、下段左から9面、10面の作品です。
面の数え方について:イラストの真中で折れていますので、面の数は正確にはその2倍になります。
折り紙万華鏡を普通の折り紙作る場合、それぞれ別々に折った折り紙を重ねるため、折った線がずれたりして、とても作りにくいです。
また、とても綺麗ですが、残念なことに、万華鏡特有のシンメトリーで変わる模様や、縦方向の色の変化を表現することができません。
わたしはそれをパソコンのエスセルファイルを使って作る方法を考えました。パソコンのエクセルファイルでデザインすると、シンメトリーで変わる模様や縦方向の色の変化を楽しむことができます。
普通の折り紙万華鏡の上から見た変化です。
パソコンで作った折り紙万華鏡の変化です。
キティちゃんのイラストで作りました。
美しいシンメトリーの変化を見ることができます。
パソコンで作るので、いろいろな模様や色をつけることができます。
いわば、新世代の折り紙万華鏡です。折り紙万華鏡の世界がぐっと広がります。
わたしは、この新世代のものを、折り紙万華鏡の新しいジャンルと考えて、子どもさんたちにも親しみやすい名前として“くるくるりん”と名付けています。