野に遊ぶ

道草、寄り道、回り道カメラを持ってぶらぶら 身近な野原や雑木林や田の畔道で出会った野草、蝶、昆虫などを紹介していきます

ドロバチとセイボウ

2013年06月12日 | 昆虫
5月27日のことです。
昆虫研究をされているYさんが竹にチビドロバチが巣を作っているポイントを見付けて観察中でした。
ご一緒させて頂きました。
チビドロバチは古い竹等に穴を開け産卵して子供が孵化したら餌を食べられるように青虫を入れ泥で蓋をします。
ツマムラサキセイボウがチビドロバチの幼虫に寄生するためにドロバチの巣やって来るそうです。
この日はツマムラサキセイボウが2匹来ましたが、寄生の産卵は観られませんでした。



ツマムラサキセイボウ 体長(6mm~8mm)頭部、胸部、腹部末端は緑ないし藍色、
                 腹部のその他は赤色光沢があって綺麗。



ツマムラサキセイボウがチビドロバチの巣を観察している。









捕獲、麻酔して観察をさせて頂きました。




同上 チビドロバチに寄生の卵を産卵する産卵管が出たところ。




捕獲した人が産卵管を見せてくれました。腹部末端に4つの丸い模様が。




竹に丸い3mm位の穴がチビドロバチの巣 左2つはドロで蓋をしてます。




チビドロバチがやってきて産卵する穴に入っているゴミを出して掃除をしています。




チビドロバチ(5mm~8mm)が巣に幼虫の餌になる青虫を運んで来ました。




















巣に青虫を押し込みました。

暫らく待ったのですがドロバチも来なくなり産卵したものか?
泥で蓋をしたのか確認出来なかったもので
後日何度も観察に行ったのですがドロバチもセイボウも現れずです。

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