新規感染者緩やかに減少－感染防止対策を続けましょう

国内の新たな感染者は1万5109人、感染者の累計は894万9926人
国内では5日、1万5109人の感染が確認されました。
感染者の累計は894万9214人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は894万9926人になりました。
また、新たに確認された死亡者は16人で、累計は3万766人です。
厚労省の発表によると、療養者は20万269人、重傷患者は7人減って77人でした。
追加接種の遅れからリスクが高い高齢者に感染が拡がりましたが、接種が進むにつれて高齢者の感染は減少傾向にあるものの接種率が低迷している20歳未満の感染者は増加傾向が続いています。

都内の新たな感染者は1584人、感染者の累計155万824人
都内では5日、1584人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は155万824人になりました。
このうち、10歳未満から30代は1024人で全体のおよそ65%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は134人で全体のおよそ8.5%でした。
都の基準で集計した重症者は昨日と同じ2人でした。
また、新たに確認された死亡者は2人で累計は4523人です。

世界の感染者5億3191万人超え、死亡者は629万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間6日5時20分の時点で5億3191万1611人となりました。
また、死亡者は629万8925人となりました。 

ワクチン3回目追加接種率が55%超えても新規感染者の減少幅は緩やか
ブースター接種（3回目追加接種）率が1日時点で59.4%となりました。
高齢者や持病のある方の追加接種が進むとともに、重傷者・死亡者とも緩やかに減少していますが、接種率が低迷している20歳代以下を中心に新規感染者は高止まりしています。

3回目に接種したワクチンの抗体値は接種から4か月経過すると下がり始めますので、重症化リスクが高い60歳以上の高齢者と基礎疾患のある人への4回目接種は、3回目追加接種から5カ月経過後に実施する方針が厚労省の専門家部会で示されました。

ウイズコロナ時代は、感染爆発を防ぎながら社会経済活動を維持し「国民の命と暮らしを守る」ことが課題です。
このためには、ワクチンと治療薬の確保、医療体制の整備、保健所体制の整備が不可欠です。

第6波までは、ワクチンの追加接種、保健所の体制整備、宿泊療養施設の整備など後手後手に終始した歴代首相ですが、第7波に備えた対策を進めているのでしょうか。