オミクロン株市中感染拡大-30日までに確認されただけでも83人
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は各国で市中感染が確認され急拡大しています。
国内でも相次いで確認され、これまでに合わせて83人になりました。
30日までに、空港検疫で360人、検疫をすり抜け都道府県で確認された陽性者57人、市中感染等83人、合計で500人が確認されています。
検疫をすり抜け特定されていないオミクロン株感染者が無症状や軽症のため感染を自覚しないまま感染源になっていますので、誰もがどこででも感染しうるリスクが日を追うごとに高まっています。
吐き出されるウイルス量は発症前2日と発症後3日が多いといわれます。
PCR検査や抗原検査で陰性でも、その直後に陽性となって感染源となりえますので、帰省や旅行前検査で陰性だからと安心できないのが新型コロナウイルス感染症です。
感染しない、感染させないために、不要不急の外出を自粛し、やむを得ず外出する時は、「密接」「密閉」「密集」を避け、「うがい」「手洗い」「マスクの着用」を励行して感染のリスクを減らしましょう。
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は各国で市中感染が確認され急拡大しています。
国内でも相次いで確認され、これまでに合わせて83人になりました。
30日までに、空港検疫で360人、検疫をすり抜け都道府県で確認された陽性者57人、市中感染等83人、合計で500人が確認されています。
検疫をすり抜け特定されていないオミクロン株感染者が無症状や軽症のため感染を自覚しないまま感染源になっていますので、誰もがどこででも感染しうるリスクが日を追うごとに高まっています。
吐き出されるウイルス量は発症前2日と発症後3日が多いといわれます。
PCR検査や抗原検査で陰性でも、その直後に陽性となって感染源となりえますので、帰省や旅行前検査で陰性だからと安心できないのが新型コロナウイルス感染症です。
感染しない、感染させないために、不要不急の外出を自粛し、やむを得ず外出する時は、「密接」「密閉」「密集」を避け、「うがい」「手洗い」「マスクの着用」を励行して感染のリスクを減らしましょう。
オミクロン株の国内発生状況

国内の新たな感染者は510人、感染者の累計は173万4256人
国内では31日、3日連続で500人超えとなる510人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は173万3544人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は173万4256人になりました。
なお、新たに確認された死亡者は無く、累計は1万8405人です。
厚労省の発表によると重傷患者は3人増えて49人でした。
都内の新たな感染者は78人、感染者の累計38万3078人
都内では31日、14日連続で前週同曜日を上回る78人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は38万3078人になりました。
このうち、10歳未満から30代は47人で全体のおよそ60%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は7人で全体のおよそ9.0%でした。
31日までの7日間平均は54.3人で、前週比168.1%と23日連続で増加しました。
都の基準で集計した重症者は昨日と同じ1人でした。
なお、新たに確認された死亡者は無く、累計は3175人です。
世界の感染者2億8767万人超え、死亡者は543万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間1日5時22分の時点で2億8767万9407人となりました。
また、死亡者は543万4480人となりました。
新規感染者数の動向

患者と死亡者の動向

都道府県別感染者数

ワクチンで感染リスクは下げられない
ワクチンは発症・重症化・死亡リスクを下げる効果が大きいのですが、感染そのものを下げる効果はさほどありません。
ワクチン接種しても新型コロナウイルスに感染しますが、ウイルスの増殖を抑えますので感染しても無症状だったり、吐き出すウイルス量が減り他人に感染させるリスク及び重症化や死亡するリスクが下がることが分っています。
ワクチン接種による抗体値は接種後4ヶ月で下がり始め6ヶ月経過すると50~15%程度に低下します。
抗体値の減少幅は加齢と経過月数に従って大きくなり、感染した高齢者の重症化や死亡率が上昇しますので、諸外国のように4ヶ月経過したらブースター接種(3回目追加接種)を行うことが望ましいのです。
我が国では7ケ月以上経過してからブースター接種(3回目追加接種)を実施する方針ですが、これはワクチンの確保やワクチンの冷凍温度が異なるために冷凍庫の準備ができないことなどが理由です。
国はワクチン及び冷凍庫の確保に全力で取り組み、ブースター接種(3回目追加接種)の前倒しを行うべきです。
これによって、重症化を抑え、医療体制のひっ迫を回避でき、第6波のピークを低くして、経済のダメージをできるだけ小さくできます。
ワクチンは発症・重症化・死亡リスクを下げる効果が大きいのですが、感染そのものを下げる効果はさほどありません。
ワクチン接種しても新型コロナウイルスに感染しますが、ウイルスの増殖を抑えますので感染しても無症状だったり、吐き出すウイルス量が減り他人に感染させるリスク及び重症化や死亡するリスクが下がることが分っています。
ワクチン接種による抗体値は接種後4ヶ月で下がり始め6ヶ月経過すると50~15%程度に低下します。
抗体値の減少幅は加齢と経過月数に従って大きくなり、感染した高齢者の重症化や死亡率が上昇しますので、諸外国のように4ヶ月経過したらブースター接種(3回目追加接種)を行うことが望ましいのです。
我が国では7ケ月以上経過してからブースター接種(3回目追加接種)を実施する方針ですが、これはワクチンの確保やワクチンの冷凍温度が異なるために冷凍庫の準備ができないことなどが理由です。
国はワクチン及び冷凍庫の確保に全力で取り組み、ブースター接種(3回目追加接種)の前倒しを行うべきです。
これによって、重症化を抑え、医療体制のひっ迫を回避でき、第6波のピークを低くして、経済のダメージをできるだけ小さくできます。