感染者の全数把握見直し、届け出対象を高齢者など重症化リスクの高い人に限定

国内の新たな感染者は3万3440人、感染者の累計は2146万295人
国内では6日、3万3440人の感染が確認されました。
感染者の累計は2146万295人になりました。
また、新たに確認された死亡者は91人で、累計は4万5248人です。
厚労省の発表によると、重傷患者は11人減って149人でした。

都内の新たな感染者は3580人、感染者の累計318万8637人
都内では6日、3580人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は318万8637人になりました。
このうち、10歳未満から30代は1997人でおよそ56%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は284人で全体のおよそ7.9%でした。
都の基準で確認された重症者は昨日と同じ10人でした。
また、新たに確認された死亡者は9人で累計は5891人です。

世界の感染者6億2021万人超え、死亡者は655万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者数は日本時間7日6時21分の時点で6億2021万6140人となりました。
また、死亡者は655万3963人となりました。 

感染者の全数把握見直し
全数把握の見直しは医療現場の負担軽減が目的で、9月26日から全国一律で見直されました。
届け出対象を高齢者など重症化リスクの高い人に限定し、市町村別感染者の発表も取りやめられます。
1割程度いるとされる軽症から重症化し死亡するケースにどう対応するのか、感染拡大の兆候を見過ごすことにならないか、軽症や中等症患者のケアが切り捨てられないかなど諸問題が解決されないまま、医療現場やひっ迫している保健所業務の負担を軽減するための見直しです。
第6波以降これらの体制を整備する時間が十分あったのに何ら講じてこなかった結果「全数把握見直し」せざるを得なかったのです。