カタクリ－房総丘陵

カタクリ（片栗）
学名　Erythronium japonicum Decne.
ユリ科　カタクリ属
森の妖精として親しまれている人気の山野草です。
北海道から九州にかけての手入れのされた里山、林下で、低地から標高１０００メートル程の雑木の尾根まで広範囲に自生する多年草です。
葉には独特の斑が入り、花を付けるまで８から１０年もかかります。
房総での花期は３月下旬から４月上旬と短く、また、盗掘や里山の荒廃により絶滅の危機に瀕しています。
本来の片栗粉はカタクリの球根から抽出した澱粉ですが、最近はジャガイモの澱粉から作られます。
千葉県レッドリスト　カテゴリＢ　重要保護生物 

3月15日撮影　房総丘陵にて