中村紘子さんのピアノコンサートに想う

５月入っても例年より寒いと感じる事の多い陽気ですが、今日は久し振りに東京六本木近くの「サントリーホール」でピアノの中村紘子さんを迎えた「東京フィルハーモニー交響楽団」のコンサートを堪能してきました。
曲目はショパン中心に始まり楽しみにしていたリストの「ピアノ協奏曲第一番」に続きラストがベートーベンの「交響曲第七番」というものでしたが何といっても中村紘子さんのピアノは凄いの一言です。繊細さはもちろんですがメリハリの利いた力強さは素晴らしい感動を与えてくれました。
日頃終末的な話題の多い中、音楽は本当に心を癒してくれますね！

さて仕事では今、「次世代の就活システム」を企画中で特許取得用資料と開発仕様書を作成中です。スペインの若者の失業率が５０％超で他の欧州諸国も酷い状況と聞いていますが、せめて日本の若者や中高年のリストラ組の再就職やパート/アルバイトの方々にも是非お役に立てたいと頑張っています。

ところで私の住む川崎市には駅傍に「ミューザ川崎」という「サントリーホール」に似た最新の立派なコンサートホールがありますが、昨年の３/１１大震災でもろくも天井が落ち、今は長い休館中で再開の目途も立っていないようです。鉄骨不足の欠陥工事と分かり市が建設業者を告発し損害賠償訴訟になるそうですが、地元で「歩いて行けるコンサート」に惹かれて引越しした私には全くの期待外れになり一刻も早い回復を願っていますが、訴訟となると当分再開は望めないので市民不在の措置に怒りさえ覚えます。