10/7ベトナム:ホーチミン市~10/8ハノイ市~10/9ハロン湾~10/10ハロン湾鍾乳洞の訪問記に続いて今日はお隣マレーシアの首都クアラルンプールのレポートです。
私が始めてクアラルンプールを訪問したのは1970年代後半で、それから10年間隔で訪問する機会があり、最近では4年前にクアラルンプール、今年2月にボルネオ島のリゾート地コタキナバル観光以来の訪問でした。既に前回の訪問時に当時世界一の高さを誇るツインタワービルが存在した市街地は先進的な美しい高層ビル群と15世紀以降ポルトガル~オランダ~イギリスの植民地時代のヨーロッパ風の威厳のある建物が同居した独特の美しさにすっかり魅せられていましたので今回の訪問が本当に楽しみでした。
以下クアラルンプールの感想を列記します。
1、クアラルンプールはアジアNO1の美しい都市と思っています。他には人工美で近年物凄い上海やシンガポールが挙げられますが、自然との調和や歴史的な香りが漂う街で夜景も見事なクアラルンプールは一番と思います。特にシンボルの高さ452mの88階建のペトロナスツインタワーはステンレス製の外壁が夜のライティングにガラスのように輝いて幻想的ですし、もう一つのランドマークで高さ 421mのKLタワーからの眺望もスカイツリー以上に素晴らしいものでした。東京はそれに比べると皇居周辺以外はただ味気の無い美的感の薄い高層ビルだらけで美的な建物が少ないのが残念です。大型ショッピングセンターは東京では味わえない豪華さと広さで女性のハートを掴むでしょう。更にタイやベトナムに多く見られるオートバイが少ないのも良いです。市内の交通は東京とほぼ同じ光景でベンツやBMW等の高級車が多く走りまたバスだけでなくモノレール等の鉄道網もシッカリしているので上海やシンガポールよりまとまっていると感じました。
2、民族構成は母体となるマレー系(65%)に中華系(25%)、インド系(8%)の3民族中心の多民族国家ですが近年マレー系のイスラム教が結婚すれば両方ともイスラム教徒になる掟のせいか確実に勢力拡大中で建国当初に貢献した中華系(華僑)の力が落ちているそうです。東南アジアの成功した華僑はシンガポールを拠点とした人が多く、クアラルンプールは政治難民が多く中国ともシンガポールとも親密とは云えない仲だそうです。最近は有名大学への入学も高級官僚の道もマレー系に押され中華系が不利になっていると中華系のガイドが嘆いていました。市中を歩く人々はイスラム経とヒンズー経の民族衣装があちこち見られますが東京の光景と同じファッションの人も多く見られるので自由な感じに溢れています。
3、経済は良好のようです。近年、タイの2倍というGDPが語るように活発な経済発展にあって市内の様子は活気があります。シンガポールが貿易と観光に頼っているのに対しマレーシアは余裕のある土地を生かした外資の導入が盛んでこれまでの天然ゴムや錫の生産に加え近年は日本の三菱やダイハツとのジョイントの自動車生産やITに力を入れるなど近代産業の推進が活発で今後、脱中国を計りたいメーカにはベトナム以上に良い受入国かも知れません。
4、日本人が望むロングステイの国NO1は実はマレーシアなんです。特にリタイアメントされた方の受け入れには国策で推進しているので既にクアラルンプールやペナン島辺りに1万人以上が暮らしているそうです。基本的に月20万円以上の定期収入が条件になるのですが、それだけあれば高級マンションを借りてお手伝いさんを雇い仕事は禁止なので日本人村で開催されている文化交流サークルやスポーツ同好会に参加して毎日優雅な生活が出来るそうです。
セカンドライフは年金では満足に暮らせない日本よりは、地震が無く安全な国で奥様が家事から解放されるマレーシアでというのは如何ですか!
私が始めてクアラルンプールを訪問したのは1970年代後半で、それから10年間隔で訪問する機会があり、最近では4年前にクアラルンプール、今年2月にボルネオ島のリゾート地コタキナバル観光以来の訪問でした。既に前回の訪問時に当時世界一の高さを誇るツインタワービルが存在した市街地は先進的な美しい高層ビル群と15世紀以降ポルトガル~オランダ~イギリスの植民地時代のヨーロッパ風の威厳のある建物が同居した独特の美しさにすっかり魅せられていましたので今回の訪問が本当に楽しみでした。
以下クアラルンプールの感想を列記します。
1、クアラルンプールはアジアNO1の美しい都市と思っています。他には人工美で近年物凄い上海やシンガポールが挙げられますが、自然との調和や歴史的な香りが漂う街で夜景も見事なクアラルンプールは一番と思います。特にシンボルの高さ452mの88階建のペトロナスツインタワーはステンレス製の外壁が夜のライティングにガラスのように輝いて幻想的ですし、もう一つのランドマークで高さ 421mのKLタワーからの眺望もスカイツリー以上に素晴らしいものでした。東京はそれに比べると皇居周辺以外はただ味気の無い美的感の薄い高層ビルだらけで美的な建物が少ないのが残念です。大型ショッピングセンターは東京では味わえない豪華さと広さで女性のハートを掴むでしょう。更にタイやベトナムに多く見られるオートバイが少ないのも良いです。市内の交通は東京とほぼ同じ光景でベンツやBMW等の高級車が多く走りまたバスだけでなくモノレール等の鉄道網もシッカリしているので上海やシンガポールよりまとまっていると感じました。
2、民族構成は母体となるマレー系(65%)に中華系(25%)、インド系(8%)の3民族中心の多民族国家ですが近年マレー系のイスラム教が結婚すれば両方ともイスラム教徒になる掟のせいか確実に勢力拡大中で建国当初に貢献した中華系(華僑)の力が落ちているそうです。東南アジアの成功した華僑はシンガポールを拠点とした人が多く、クアラルンプールは政治難民が多く中国ともシンガポールとも親密とは云えない仲だそうです。最近は有名大学への入学も高級官僚の道もマレー系に押され中華系が不利になっていると中華系のガイドが嘆いていました。市中を歩く人々はイスラム経とヒンズー経の民族衣装があちこち見られますが東京の光景と同じファッションの人も多く見られるので自由な感じに溢れています。
3、経済は良好のようです。近年、タイの2倍というGDPが語るように活発な経済発展にあって市内の様子は活気があります。シンガポールが貿易と観光に頼っているのに対しマレーシアは余裕のある土地を生かした外資の導入が盛んでこれまでの天然ゴムや錫の生産に加え近年は日本の三菱やダイハツとのジョイントの自動車生産やITに力を入れるなど近代産業の推進が活発で今後、脱中国を計りたいメーカにはベトナム以上に良い受入国かも知れません。
4、日本人が望むロングステイの国NO1は実はマレーシアなんです。特にリタイアメントされた方の受け入れには国策で推進しているので既にクアラルンプールやペナン島辺りに1万人以上が暮らしているそうです。基本的に月20万円以上の定期収入が条件になるのですが、それだけあれば高級マンションを借りてお手伝いさんを雇い仕事は禁止なので日本人村で開催されている文化交流サークルやスポーツ同好会に参加して毎日優雅な生活が出来るそうです。
セカンドライフは年金では満足に暮らせない日本よりは、地震が無く安全な国で奥様が家事から解放されるマレーシアでというのは如何ですか!