9月3日(土)ノートルダムファミリーコンサートが開催されました。
当日は、台風12号が近畿地方に最接近しており、朝から暴風警報も発令されていました。
コンサート自体は、台風上陸にかかわらず開催することに決定していたのですが、オーケストラ部をはじめとする学生達は、暴風警報発令中であれば出演中止ということになっていました。
出演者、特設委員の皆さんは、当日の不測の事態に備え、いくつものパターンを想定して、急遽プログラムの調整をされたそうです。
まさしく不眠不休で準備にあたり、そして当日を迎えられたとのことでした。
さて、当日・・・。
開演直前まで、出演者もスタッフも空を見上げ、風に揺れる木々を見つめ・・・。
なんとか雨風がおさまらないかと祈っていたのですが、今回の台風はじれったいほどにスピードが遅く、嵐の中での開場となりました。
こんな天候にもかかわらず、大変多くの皆さまがご来場くださいました。本当にありがとうございました。
女学院同窓会役員は、会場までの誘導、当日券の精算、プレゼントをお預かりするカウンターなどを担当しました。
お足元の悪い中ご来場くださった皆さまを、できる限りスムーズにご案内できるよう、事前に何度もシュミレーションしました。
皆さまも快くご協力くださり、トラブルもなく無事役目を果たすことができました。
また、本来は会場アナウンスを放送部の学生が担うはずだったのですが、我が同窓会役員がピンチヒッターで行いました。
コンサートは、定刻どおりスタート。
第1部では、すばらしいプロの演奏家の皆さんの華やかな舞台が繰り広げられました。
第2部。
本当に残念ながら、学生達の出演はかないませんでした。
オーケストラ部の部長、副部長は、涙をこらえながらお客様に演奏をお聞かせすることができなくなった旨を報告されました。
きっと夏休みを返上して練習されたのでしょうね。
かわいい後輩達の心中を思うと・・・胸が痛くなりました。
その分、コーラス隊の皆さんがピアノのみの演奏ですばらしい歌声を聞かせてくださいました。
終演後。
多くのお客様から「ありがとう」「ご苦労様」とお声をかけていただきました。
出演者、特設委員、そのほか多くのスタッフ、そしてお客様も・・・すばらしい音楽を通じて心がひとつになり、ノートルダムスピリットをあらためて感じたひとときだったように思いました。
最後に、今回の台風で被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。