今日より4月、2012年はノートルダム女学院の創立60周年の年になりますが、60周年記念プレイベントとして、女学院オーケストラ部の第17回定期演奏会が、長岡京記念文化会館で、14時から開かれました。
数ある女学院のクラブ活動の中でも、オーケストラ部は大変歴史があり、常に多くの部員を抱えて、活発に練習、活動を続けておられますが、今年は、特にイベントが多く、まずは9/3に出演予定だった3年に一度のノートルダムファミリーコンサートが、台風の直撃で、生徒さんたちは自宅待機となり、京都コンサートホールのステージで披露するために、夏休みも返上で、大変な練習を重ねてくださったにもかかわらず、当日出演していただけず本当に断腸の思いでしたが、その後、学校文化祭、秋の国民文化祭にはオペラ「魔笛」に、また京都駅前での私学フォーラム、そして年末のノートルダムクリスマスと、次々に出演があり、その中で、益々部員の絆も強くなり、今日の定期演奏会は、この一年の集大成、練習の成果を存分に発揮して、チームワークの強さを感じさせる、思いの籠った演奏が続きました。
開演前のステージ風景です。客席はほぼ満席のお客様でした。
生徒さんたち登場で、コンミスと共にチューニングです。
指揮者、中先生の入場で、さあ、一曲目の始まりです。
1ステージ 「ドヴォルザーク: スラブ舞曲第8番」
最高学年の高2を除いての演奏だったそうですが、大変明るい音色で、パワーもあり、上々の幕開けでした。
2ステージ 「J.ストラウス: 皇帝円舞曲」
高2も加わって、優美なワルツ、リズムに乗って、バランスのよい演奏。
3ステージ 「久石譲: アシタカせっ記」
大自然の猛威、今を精一杯生きようというメッセージ性を感じさせる作品。
指揮者の中先生、オーケストラ部の報告や楽曲説明をしてくださいました。
Ⅳステージ 「ドヴォルザーク: 交響曲第8番」
毎回定期演奏会には大曲に挑戦されますが、今回も40分もあるドヴォルザークの4楽章ある交響曲、白い花を頭に飾っているのはこのステージで引退になる高2生、今までの5年間の思いを込めて、立派な演奏でした。
無事全曲を演奏、大拍手鳴りやまずでした。
高2の部長さん、今までの5年間の思いがこみ上げて、涙涙での御礼の言葉
後輩から先輩へ感謝の花束贈呈。
沢山の入場者、帰りのロビーで。
60周年プレイベントとしてのオーケストラ部の演奏会、部員たちは共に励ましあいながら、今日の日を迎え、立派な大曲に挑戦し、練習もさぞかし大変だったことでしょうが、こんなに多くの観客の前で、存分に演奏出来て、感動と感謝でいっぱいでしょう。
60周年イヤーのノートルダム女学院、秋には琵琶湖ホールで、記念式典があります。卒業生も一緒にステージで合唱参加もできるそうです。ご興味のある方は、学校HPをアクセスなさってください。
http://www.notredame-jogakuin.ed.jp/contents/12_OG/01_gasshou.html?no=614