上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

 尾瀬紅葉

2010年10月11日 | 山2010
【山 名】尾瀬ヶ原 (群馬県)
【日 程】平成22年10月10日(日)
【同 行】伏・山・若
【天 候】晴れ
【ルート】自宅6:00==戸倉===8:00鳩待峠---10:20富士見峠---12:00竜宮---13:50山ノ鼻---14:40鳩待峠
戸倉駐車料金1000円 乗合タクシー 900円*2
【行 程】 L=17.2km + -750m  行動時間6:40
【温 泉】寄居山温泉 500円
【地 図】地図はこちら


 花粉症も快方に向かい連休は久しぶりにどこかに出かけようと思っていたところ北海道の友人が尾瀬に
来ると言うことで同行した。天気予報は雨。しかし、紅葉で大混雑が予想される連休なので帰って良いかも
と雨天決行を決意。北アルプスの縦走に始まり、八ヶ岳経由で尾瀬入りする友人は既に渋沢温泉小屋に宿を
予約してあることもあり出かけない訳にはいかなかった。
 家を出る頃には降っていた雨、鳩待峠に着くと覚悟とは逆に天候は回復基調。タクシーの運転手さんの
話では昨日からの雨で客は例年の30%位とのこと。タクシー会社には気の毒だが自分等には幸運だった。

 
 閑散とした鳩待峠 紅葉は盛り


 鳩待峠からはアヤメ平目指し尾根を歩く。今年の紅葉は寒さが厳しくならないためか今ひとつメリハリが
無い。いつもは真っ赤に色づくツタウルシも黄色味が多い。

 
 黄色がかったツタウルシ


 雨とヌカルミを覚悟してきた同行者は長靴。尾瀬は長靴が便利だ。最初の湿原、中ノ原湿原に着くと雨は
すっかり上がりガスも少し晴れ至仏山が顔を出した。

 
 中ノ原湿原と至仏山


 草紅葉は今が盛り。湿原の中を見るとチングルマやツルコケモモの葉も紅葉している。

 


 アヤメ平に着く頃には晴れ間も見えてきて天気予報は良い方向にハズレた様だ。アヤメ平では東電の方が
復元作業をしていた。長きに亘る地道な作業のお陰で今ではかなり復元され以前の様にキンコウカの大群落
も見られるようになったが引き続き努力は必要な様だ。

 
 復元作業御苦労様です


 
 復元されたアヤメ平、すっかり秋色


 
 アヤメ平南面の崖の紅葉も素敵

 
 田代原など富士見下方面


 富士見峠で一休みし尾瀬ヶ原竜宮へ下る。このコースはブナやダケカンバの黄葉がスバラシイ。

 
 ブナ


 


 
 イタヤカエデ


 コシアブラの透き通るような薄緑の黄葉は印象的


コシアブラ 


 竜宮に出ると再びガスに覆われだし遠くは見えなくなってしまった。近景には団体客の行列。それでも
今の時期としては空いている方であろう。

 


 


 池塘のヒツジグサの紅葉も始まり尾瀬ヶ原の紅葉は真っ盛り

 


 


 尾瀬の木道はカラマツの丸太を半割にしたもの2枚が使われていたが、太い木が少なくなったせいか角材
を3本つないだものに更新されてきている。それに伴いフシが顔に見える「人面木道」の減少が惜しまれて
いるので記念に幾つか撮影。

  
  



 竜宮で北海道からの友人と別れ鳩待峠へ。天候はすっかり回復し賑わいを取り戻しつつあった。
明日は爽やかな良い天候になるだろう。良い思い出をもって北海道に帰ってもらえそうだ。

 




 一人で十日余りの山旅、羨ましい限りです
 自分もいつか長旅がしてみたいもの
 そのためにも今は体力を維持しなければならない
 その前に健康で無ければと思う今日この頃だ 

 
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