上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

北海道への山旅2021(その4 夕張岳)

2021年07月22日 | 山2021
 ●夕張ヒュッテから望岳台(標高640m~1300m)
 
 周囲が明るくなって来た午前4時
 雨こそ降ってはいないものの稜線には深い霧がかかっていた


 
 エゾノレイジンソウ
 夕張ヒュッテから少し戻り「冷水コース」を登る
 歩きだすと直ぐにレイジンソウの群落、未だ暗くてピンボケ


 
 ズダヤクシュ これは「エゾ」や「カラフト」など付かないらしい


 
 コースの名前になっている「冷水の沢」で一休み
 
 
 
 エゾノヨツバムグラ 本州のものより葉が太い


 
 ゴゼンタチバナ


 
 マイヅルソウ 
 なんだか、「エゾ」が付かないとホットする


 
 オオカメノキ


 
 枯れ木に絡まるツルアジサイ


 
 ギョウジャニンニク


 
 チシマアザミ?


 
 チシマヒョウタンボク 
 本州のものは白と黄色の花でキンギンカ(金銀花)と呼ばれている
 花の形状は同じだが、色が違うので見分けが付く
 エゾやチシマがついても見分けのつかないモノが多い


 
 カラマツソウ


 
 石原平
 シラネアオイの群生地とあるが、一輪も咲いていない
  

 
 ハクセンナズナ
 標高1200mを過ぎたころから少し雨粒が落ちて来た


 
 ウラジロナナカマド


 
 ノウゴウイチゴ 雨粒にぬれてしっとりした写真が撮れた


 
 望岳台 晴れてれば向こうに芦別岳が見えるはず


 
 ノコギリソウ



●望岳台から1400m湿原
 
 ヤマブキショウマ
 望岳台を過ぎると道は泥濘


 
 ウコンウツギ


 
 シラネアオイ 1300m以上で咲いている


 
 オオバミゾホオズキ


 
 ??


 
 エゾノリュウキンカ 本州のものより大きい(主観)


 
 ミズバショウ


 
 イワイチョウ


 
 ミヤマキンポウゲ


 
 ウラジロナナカマド


 
 ミツバオウレン


 
 チングルマ


 
 前岳湿原
 ここで雨は本降りとなりカッパを着る


 
 男岩


 
 チシマフウロ 海岸~高地に生え花は数個あつまって咲く
 北海道の海岸~原野で花が2個づつ付いていると「エゾフウロ」


 
 エゾウサギギク 本州のウサギギクと判別困難(主観)


 
 エゾイブキトラノオ


 
 オオカサモチ?
 この手のせり科は似たものが多く見分けが難しい(めんどくさい)
 これは、容子がいいのでオオカサモチだろう


 
 マルバシモツケ


 
 
 
 ユウバリアズマギク?(ミヤマアズマギク)



 
 ひょうたん沼
 

 

 

 
 シロウマアサツキ
 これほどの大群落は見たことが無く、ネギの匂いが充満していた
 昨年も今の時季ここを通ったがこの大群落に気が付かなかった


 

 
 トウゲブキ


 
 1400m湿原


 

 
 ムシトリスミレ



●1400m湿原~吹き通し~山頂(標高1400mから1667.7m)
 
 釣鐘岩

 
 
 ヨツバシオガマ


 
 ミヤマオダマキ


 
 ツマトリソウ


 
 ユキバヒゴタイ
 アザミの様な花を咲かせる。夕張・日高山脈の固有種
 昨年の今頃も咲いてなかった


 
 クモマユキノシタ 大雪・日高山系、夕張山地に分布


 
 ユウバリソウ(夕張固有種) 咲き終えていた
 ウルップソウに似るが、ウルップソウは紫の花、本種は白い花。ウルップソウの亜種との見解も
 花の時季はもう少し早い様だ


 
 エゾタカネツメクサ


 
 ナンブイヌナズナとエゾタカネツメクサ


 
 エゾミヤマクワガタ(キクバクワガタの変種で道内蛇紋岩地帯に生える)


 
 エゾツツジ


 
 イワブクロ


 
 夕張神社
 ここに着く頃には雨は止んでいた


 
 夕張岳山頂 時折晴れ間も見えるが殆どガスに包まれていた


 
 サマニヨモギ


 
 コケモモ


●下山
 
 下山時には雨は止んだが霧は晴れない


 
 ガマ岩が見える


 
 ウツボグサ 登りでは見逃していた


 
 ガマ岩とオオカサモチ


 
 エゾミヤマハンショウヅル(ミヤマハンショウヅルの変種)
 石原平附近で見かけた
 

 
 天候には恵まれなかったが、花見には良かった
 ここで、同行のW氏と別れ、S氏と次の目的地大雪白樺荘に向かう



●大雪白樺荘と東川町
 
 
 大雪白樺荘


 
 7月12日夕食
 大雪白樺荘には2連泊、13日休養日とし地元東川町探訪

 

 
 白樺荘のある東川町では宿泊優待キャンペーンをやっており
 東川町で使える電子マネー2000円とロープウェイ1000円割引券が交付された
 さっそく電子マネーを使うべく東川町のスーパーで買い物
 町内の食堂「ON THE TABLE」で焼き野菜ハンバーグ定食(1100円)をいただいた
 電子マネー2000円は使い切り、現金支出で地元貢献


 

 
 時間があったので、美瑛町の道の駅「白金ビルケ」に寄り
 青い池を見物し白樺荘へ


 
 白樺荘 13日夕食







 天候のお陰でもあるが一日おきの登山は疲れを取るのに幸いした
 普段いかないであろう東川町散策も群馬には無い街づくりで楽しかった
 「観光」とは「その地方で光り輝く所を観る」ことだと聴く
 あこがれの宮本常一の父の教えは
 「知らない所に行ったのなら街が望める一番高い所から街を観て
  お金に余裕があればその土地の名物を食べろ」である
 そんな、山旅になれば幸いである
     
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【日 程】令和3年7月8日(木)~7月17日(土)
【同 行】鈴(若7/10~7/12まで)
【ルート】
 7月8日 前橋7:00==10:15新潟港12;00==4;30小樽港(車両+運転者36100 ツーリストA)
 7月9日 5:00小樽鱗友市場----8:00樽前山7合目----9]00ウポポイ(民族共生想像空間 1200円)13:30----14:00ぷらっとみなと市場-----民宿500マイル(白老町)毛ガニ付1泊2食10450円
 7月10日 宿6:00====9:00マックスバリュー静内-====10:40ビジターセンターP10:43----11:57 5合目山小屋12:04----12:56馬の背分岐(幌満分岐)12:57----13:21幌満花畑13:23----14:05アポイ岳14:17----14:36馬の背分岐(幌満分岐)----15:08 5合目山小屋15:13----16:02P====17:50晩成温泉(1泊朝食4500円)
 7月11日 晩成温泉====8:00大樹町航空公園9:00====10:30柳月スイートピアガーデン====11:15音更町 麺屋ボウズ====14:20夕張岳登山口-----14:30夕張ヒュッテ
 7月12日 泊夕張岳ヒュッテ04:10----05:13冷水の沢05:22----505:38分岐点05:41-----06:10石原平06:1606:31望岳台06:32----07:37ガマ岩07:37-----07:40ひょうたん沼07:40----08:071400m湿原の水場08:08----08:15お花畑08:1508:23釣鐘岩08:23----08:29吹き通し08:30----09:04夕張岳09:19----09:38吹き通し09:38----10:09ひょうたん沼10:09----10:45望岳台10:57----11:22分岐点11:22----11:29二の越11:29----12:18夕張岳ヒュッテ====大雪白樺荘(1泊夕食6020円 朝弁当420円 )
 7月13日 休養日 東川町散策・Aコープで買出、美瑛町青い池見物
【山行行程】
 7月10日 アポイ岳 L=9.8km +-720m  所要時間5:20
 7月12日 夕張岳  L=9.8km +-720m  所要時間5:20
【天 候 】
 7月8日晴
 7月9日小樽:晴、樽前山:霧雨、白老:曇り
 7月10日午前は曇り時々晴、12時ごろから雨
 7月11日大樹町:霧 夕張登山口:曇り
 7月12日 曇り-雨-曇り
 7月13日 晴
  


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