ヒイラギソウ
【山 名】鳴神山979.7m (群馬県)
【日 程】平成22年 5月21日(金)
【同 行】単独
【天 候】晴れ
代休が取れたので、前回5月5日に行ったときは蕾だったヒイラギソウなどを見に鳴神山へ行った来た。
前橋では32℃の真夏日。登り始めるとウツギが咲いておりこちらも夏模様。
ウツギ
アカヤシオやスミレの季節は過ぎたものの、花の山鳴神山は花盛り。
麓付近の沢沿いにはウワバミソウやキランソウ。
ウワバミソウ(ミズと呼ばれる山野草の代表選手)
キランソウ(別名ジゴクンカマノフタ、地獄の窯に蓋をするほど良く効く薬草)
ハコベ(春の七草の一つ)
少し上がると、ヒイラギソウやルイヨウボタン、フタバアオイ
ルイヨウボタン(類葉牡丹、葉が牡丹に似る)
フタバアオイ
フモトスミレ
そしてヤマブキソウ。
ヤマブキソウは同じ種類なのか交雑種なのか葉の形が微妙に違うと名前も変わるようだ。
ヤマブキソウ(バラ科の山吹に似るが花びらは前者は5枚、こちらは4枚)
ホソバヤマブキソウ(葉が細く縁のギザギザが違う)
セリバヤマブキソウ(葉の形がセリに似る)
交雑種?(上記3タイプと違う葉)
尾根手前の保護地にはカッコソウやラショウモンカズラ
カッコソウ(鳴神山特有種、地元の人の努力で培養移植している)
ラショウモンカズラ
尾根沿いには、チゴユリ、ユキザサ、ホウチャクソウ
チゴユリ
ユキザサ
ホウチャクソウ
そして山頂ではヤマツツジが満開
晴天で山頂からの眺めは良い
日陰にはヒメイワカガミが盛り
下山途中、散りかけたヒトツバエゾスミレを見かけた。もう少し白ければナルカミスミレになれたのかもしれない。
ヒトツバエゾスミレ(真っ白なものがナルカミスミレ)
今日は午後から野暮用があるため、半日だけの短い山行であったが花々は充分楽しめた。さすが、花の山鳴神山である。そして、通るたび気になっていた場所に寄ってみた。狭い道脇に「聖観音駐車場」と書かれたいる場所だ。
階段が山奥へ続いている。四百メートル程進むと立派な石造りの観音様が現れた。近くの碑文を読むと桐生市在住の方が、病気回復と金婚式を記念して建立したものであった。それにしても、山奥に良く建てたものと感心した。
低山ではあるが何度来ても飽きない山、鳴神山
時間があれば、もっと沢山の花が楽しめたと思う
珍しい花が沢山あり常に盗掘の危険にさらされている
山で見てこそなのに残念でならない
↓鳴神山は花の山と思った方(そうでない方も) ボタンを押してください
お花の観賞が出来たら素晴らしい!ですね^^
うらやましぃ~♪
日曜は、お花を見に・・・と思っていたのに
生憎の天気で。。。
もうぼっつら雪からお花に切り替えようと
思いました(笑)
・・・けど、どこに行くべ!か~~
山もいよいよ花の季節ですね
今年は、いろいろな百名山にリーチをかけておられるようで楽しみでしょう
目的達成後、燃え尽き無いようにしてください
同じ山でも季節を変えて、花・紅葉・雪景色と楽しめればと思っております
山頂は双耳峰で360度の展望とあります。
それでも花の山との紹介はありませんでした。
チャンスがあったら登りたいです。
出来れば花の季節がいいですね。
鳴神山は低山なので夏は暑いだろうと思って登ったことありませんが、春はアカヤシオや様々なスミレに始まり、カッコソウやヒイラギソウなど比較的珍しい花々の咲く花の山です。
是非出かけてみてください