11/15(土)、マダラチュウヒが渡来したとのことで、長崎県まで出掛けてきました。
現地には、8時過ぎに到着、堤防に数名の方が見られましたので、急行しました。顔なじみの方も居られ、まずはいつものとおり情報収集です。広大な干拓地で近くで見られるかは運(日頃の行い)しだいのようです。
海側の葦原に1羽止っているのが見つかりましたが、どうも本命ではないようです。しばらくこの場所で談笑しながら様子を見ていましたが、陸側の田んぼに動きがあった様子です。早速駆けつけました。
かなり遠くで餌取をしているようです、前日はその場所から近くに飛んで来たとのことで待機していましたが、近くに来てくれません。しばらくして携帯が鳴り、近くに来たとの情報をいただき、移動しました。此処では堤防の向こうの葦原の上を左右に行ったり来たりしていますが、なかなか戻ってきません。堤防にも上がってみましたが、時すでに遅し、その後姿を見ることは出来ませんでした。
昼食後、隣の干拓地などを探索しましたが、ナベコウ2羽以外に見られませんでした。
元の場所に戻ると、かなりの方が待機して居られました。かなり待ちましたが出てくれません。陽も落ちてきた頃、田んぼに降りてじっとしているのが見つかりました。距離が相当ありましたがなんとか、後姿を見る事ができました。
その後、堤防の向こうの葦原に飛んで行ったようですが、あきらめて撤収しました。
この個体は幼鳥のようで、体下面は一様に赤褐色で、虹彩も暗色です。腰が白く、頭の後ろにもハート形の白班が見られます。いつか綺麗な成鳥♂を見たいと思っています。
いつものとおり、今回も多くの皆さんにお世話になりました、感謝申し上げます。
写真はいずれも大トリミングで良くありませんが、初見・初撮りの自分としては見られただけで良しとします。
マダラチュウヒ(斑沢鵟、学名:Circus melanoleucos、英名:Pied Harrier、科属:タカ科チュウヒ属、体長:44cm、時期:冬鳥)
チュウヒは宙返りをするように飛ぶので「宙」と「飛」からチュウヒではないか?
マダラチュウヒもごく稀に冬鳥として渡来。その和名の斑沢鵟は英名のPied Harrierの訳であろう。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 222、3頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D4s
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2014年11月15日09:28~
撮影場所:長崎県諫早市
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
マダラチュウヒ(長崎県諫早市)
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