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伊佐爾波神社(愛媛県松山市)を掲載しました。
伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)
<通称>湯月八幡宮(ゆづきはちまんぐう)
【鎮座地】〒790-0838 愛媛県松山市桜谷町173 旧伊予国 温泉郡
【御祭神】足仲彦尊 氣長足姫尊 譽田別尊 市杵嶋姫尊 湍津姫尊 田心姫命
【旧社格等】
式内社 伊豫國温泉郡 伊佐尓波神社
旧県社
【御由緒】
延喜式内社で、祭神は仲哀天皇、応神天皇、神功皇后、三柱姫大神である。社伝によると仲哀天皇、神功皇后が道後温泉に来浴した時の行在所跡に建てられた神社で、湯月八幡とも呼ばれたという。
伊佐爾波という社名の起源は諸説あるが、『古事記』に「武内宿禰大臣沙庭(さにわ)に居て、神の命を請ひまつりき。是に大后、歸神(かむかかり)して・・・」『日本書紀』に「武内宿禰に命せて琴撫(みことひ)かしめ、中臣烏賊津使主を喚(め)して審神者(さには)と為す」とあり、これに神聖、清浄なという意味の「い(斎)」が付いたもので神功皇后に関わる名称ともされる。
当神社は、河野氏が湯築城の鎮守として、今の地に移したといわれ、その後、加藤嘉明が、松山城の固めとして八社八幡を定めたとき、一番社として武運長久の祈願所となったという。
現在の社殿は、松山藩松平第三代藩主の定長が、将軍から命じられた流鏑馬を成功させたお礼として建立したもので、その様式は大分県の宇佐神宮、京都の石清水八幡と並んで日本を代表する八幡造といわれる。
松山市
松山市教育委員会
(参道入口の案内板より)
道後温泉駅から参道入口
JR松山駅から路面電車で終点の道後温泉駅で下車、駅前から真っ直ぐ延びる参道を500mほどの高台に鎮座されています。
参道から楼門
135段の石段の参道が続きます。
楼門
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社殿はこの楼門と棟続きの回廊に四方を囲まれています。
楼門の扁額には「八幡宮」とあります。
社殿の扁額
「湯月八幡宮」と創建時の社号
社殿
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建物は、江戸時代初期ながら、桃山時代の遺風をよく継承しており、金箔をはった円柱、彫刻を抱いた蛙股、海老虹梁など極彩色の豪華な建造物です。
京都の石清水八幡宮を模したと言われ、大分の宇佐神宮と並び全国に三例しかない整った八幡造りで、国の重要文化財に指定されています。
昭和四十五年には三カ年にわたる本格的な復元解体修理が行われました。
また、平成十二年から十四年にかけて槍皮葺の御屋根の総葺き替えと御本殿及び透き塀の塗り替えが行われました。
(神社パンクレットより)
境内社
武内宿禰命をお祀りしている高良玉垂社。
境内社、常盤新田霊社
御祭神は新田義宗、脇屋義治、松平定長をお祀りしています。
伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)
<通称>湯月八幡宮(ゆづきはちまんぐう)
【鎮座地】〒790-0838 愛媛県松山市桜谷町173 旧伊予国 温泉郡
【御祭神】足仲彦尊 氣長足姫尊 譽田別尊 市杵嶋姫尊 湍津姫尊 田心姫命
【旧社格等】
式内社 伊豫國温泉郡 伊佐尓波神社
旧県社
【御由緒】
延喜式内社で、祭神は仲哀天皇、応神天皇、神功皇后、三柱姫大神である。社伝によると仲哀天皇、神功皇后が道後温泉に来浴した時の行在所跡に建てられた神社で、湯月八幡とも呼ばれたという。
伊佐爾波という社名の起源は諸説あるが、『古事記』に「武内宿禰大臣沙庭(さにわ)に居て、神の命を請ひまつりき。是に大后、歸神(かむかかり)して・・・」『日本書紀』に「武内宿禰に命せて琴撫(みことひ)かしめ、中臣烏賊津使主を喚(め)して審神者(さには)と為す」とあり、これに神聖、清浄なという意味の「い(斎)」が付いたもので神功皇后に関わる名称ともされる。
当神社は、河野氏が湯築城の鎮守として、今の地に移したといわれ、その後、加藤嘉明が、松山城の固めとして八社八幡を定めたとき、一番社として武運長久の祈願所となったという。
現在の社殿は、松山藩松平第三代藩主の定長が、将軍から命じられた流鏑馬を成功させたお礼として建立したもので、その様式は大分県の宇佐神宮、京都の石清水八幡と並んで日本を代表する八幡造といわれる。
松山市
松山市教育委員会
(参道入口の案内板より)
道後温泉駅から参道入口
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JR松山駅から路面電車で終点の道後温泉駅で下車、駅前から真っ直ぐ延びる参道を500mほどの高台に鎮座されています。
参道から楼門
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135段の石段の参道が続きます。
楼門
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社殿はこの楼門と棟続きの回廊に四方を囲まれています。
楼門の扁額には「八幡宮」とあります。
社殿の扁額
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「湯月八幡宮」と創建時の社号
社殿
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建物は、江戸時代初期ながら、桃山時代の遺風をよく継承しており、金箔をはった円柱、彫刻を抱いた蛙股、海老虹梁など極彩色の豪華な建造物です。
京都の石清水八幡宮を模したと言われ、大分の宇佐神宮と並び全国に三例しかない整った八幡造りで、国の重要文化財に指定されています。
昭和四十五年には三カ年にわたる本格的な復元解体修理が行われました。
また、平成十二年から十四年にかけて槍皮葺の御屋根の総葺き替えと御本殿及び透き塀の塗り替えが行われました。
(神社パンクレットより)
境内社
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武内宿禰命をお祀りしている高良玉垂社。
境内社、常盤新田霊社
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御祭神は新田義宗、脇屋義治、松平定長をお祀りしています。
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