
2月も最後となりました。当地では2月になっても割と暖かい日が続き、天候も良く、例年のようにどんよりと曇り寒い風が吹くのも少ないように感じました。この暖冬のせいか、冬鳥の小鳥が少ないように思われます、いつもの散歩コースでも、ルリビタキ、トラツグミも見られましたが、なかなか、撮影のチャンスもありません。
02/02(土)、前回のオオハムの続きです。前回、前々回と変わり映えしませんが、今回を最後にけいさいします。
同じようなシーンばかりでしたが、行動範囲は広く、潜水を繰り返し羽ばたきも見せてくれましたが、飛翔のシーンは見られませんでした。
この個体は、成鳥冬羽に比べ、上面に褐色味があり、淡色の羽縁もはっきり見られ、顔も可愛くなかなか愛嬌があり幼鳥のようでしたが、この場所がよほど気に入ったのかかなり長期にわたり滞在したようです。
オオハム(大波武、学名:Gavia arctica 、英名:Black-throated Diver、科属:アビ科アビ属、体長:72cm)、時期:冬鳥)
「(魚を)食む」大きな鳥だから大ハム。波武は当て字。海鳥なので「波」の字を使ったのだろうか。
「波浪に遊ぶ武人(魚」といったような意味を込めた当て字だろうか。
近年、日本の沿岸海域で越冬しているのは、多くがシロエリオオハムのようである。この種とオオハムの羽衣は似ているので波間に浮かぶ個体の識別はやさしくない。有効な識別点は、船でいう喫水線(きっすいせん)に相当する線の後方部に、脇から下腹部か下腹部から広がる白色部が水面上に出ているのがオオハムである。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、79頁。)
撮影機材:カメラ:Nikon D5
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2019年02月02日08:05~
撮影場所:北九州市若松区
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
オオハム(北九州市若松区)Part-3
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