ビーンスターク(nor)

自然界の事様々

秋田・青森 五能線の旅ー3

2012-12-14 22:04:40 | Weblog


 五能線「五所川原駅」の前の道路を真っ直ぐ
 前方に進むと《立佞武多の館》 (タチネプタのヤカタ)がある。


 
館には夏の運行時そのままの巨大なねぷたが展示されている。
鹿嶋大明神が地震鯰をやっつけての震災復興祈願。  じゃま、なんぼ?は背丈はいくら?の意

    

    



立ちねぷたの高さは天を突く23m 重さは19t、圧巻でした。

ねぷたの運行に関する最古の記述に
灯篭に花や柳の枝を扇状に飾り付けて練り歩いたとあるそうだ。
木や竹で作った骨組みに和紙を貼り付け、その中に灯りを入れ、
町中を運行させるスタイルは江戸時代にすでに定着していたと推測されている。
"ねぷた"の起源とされるものは現在3つ残っているとの事だった。

1.昔 収穫期の疲労からくる睡魔を追い払うためだった。
  「眠い」…「ねんぷて」「ねぶて」

2.759年坂上田村麻呂の陸奥征討の際山中に立てこもった
蝦夷をおびき出すため灯篭人形に灯をともし
笛や太鼓ではやしたて
  蝦夷が訝って出てきたところに奇襲をかけた。
  「あれは何だ」…アイヌ語で「ねぷたん」

3.1593年津軽為信が初代津軽藩主として京都守護のため
  上洛していた際、都の人々を驚かすため、
二間四方の大灯篭を作らせ中に灯をともし、
お盆の時季に都を練り歩いたという逸話。

                   



1996年戦争で中断されていたねぷたが地元の有志の手で復活され
1998年から正式に市内を運行、翌年以降毎年新作が一台ずつ制作されて
2000年には計3台が出陣、その後は古いねぷたから順に退役、
代わりに新作が追加され合計3台が常に運行される。













秋田、青森 五能線の旅

2012-12-03 15:19:14 | Weblog







五能線に乗って津軽半島の旅に出る事にしました。
京都を7時06分に出発
そして東京駅から東北秋田新幹線「はやて21号」に乗り込みます。
『盛岡』で「こまち21」に一部が連結されて『秋田駅』へ向かい ます。
「はやて21」の他の車両は別れて『新青森』に向かいます。
『秋田』からは「リゾート しらかみ5号」に乗車,14時10分発、京都から7時間が経っています。




この列車は『東能代駅』で方向転換、日本海沿いの五能線に入っていきます。
いよいよ五能線です。我々が乗っtているのは3種類ある車両の中の「ぶな号」。
大きな窓のボックス席は居心地満点、気に入りました。
夕陽観照スポットがありますが10月中旬のこの時期、 日没は17時頃『千畳敷駅』手前あたり。








今夜は『鰺ヶ沢』泊り、明日は『五所川原』に行く予定。