ビーンスターク(nor)

自然界の事様々

満月を愛でる

2013-11-04 11:37:01 | Weblog

    
 
今年(平成25年)の中秋の満月は9月19日だった。
     去年は9月30日来年は9月9日、陰暦だといつでも8月15日だとか。
     何だかややこしいね。
     陰暦は月の満ち欠けに合わせた暦で古くからの暦の大部分は
     ここから出発している。毎月最初の日が新月で15日目が満月
     もう15日かけて次の新月になる。それで満月は毎月15日とされる。
     しかし実際の月は新月から新月までの間を29.5日かけて地球の周りを回る、
     単純に29.5を12か月かけると354で、あれ~?、
     地球が太陽の周りをまわる365日が一年とされるのと全然合わない。
     次の年の満月が各月の15日にぴったり合わなくなる、
     閏年を設けたりしたが、その後太陽の動きを考慮した太陽暦が考え出された。
     しかしそれでも面倒な、年や月によって日にち替えを余儀なくされ、結局
     1582年春分の日など季節に合わせた宗教祭が10日もずれた事から
     時のローマ教皇グレゴリウス13世が1582年の10月5日~14日までを暦日を
     除き(こんな事ありだったんだ)西暦年数が4の倍数の年を閏年とし
     100の倍数の年はこれを100で割って4の倍数でない年は平年とした。
     グレゴリオ暦として現在に至る。日本は明治5年(1872年)2月3日を
     明治6年1月1日としてグレゴリオ暦を採用した。現在世界でイスラム圏の
     いくつかの国で旧暦が使われているそうだ
     こう見てくると人類はまず形の変わる月の変化に気が付いた。
     そしてそれだけではダメなんだと疑問を持ち次を見つける、
     その上に月の美しさに見とれる、やっぱ人間はえらいね(#^.^#)