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NPC福岡・女性プランナー4人の日々

読書の秋

2008年09月27日 | その他
最近、朝夕とめっきり秋らしくなってきましたね。

秋は食欲の秋。。スポーツの秋。。色んな『秋の楽しみ』がありますが、
ちょっと読書の秋に浸ってみたいと思います。

以前読んだことのある『陰翳礼賛』。もう一度読み返してみたくなり
本棚の奥から引っ張り出してきました。

谷崎潤一郎の作品の中でも有名なので、一度は耳にした覚えがあると思います。
西洋とは異なる日本独特の美意識が描かれており、日本建築についても改めて
考えさせられます。
例えば現在のように、室内を煌々とした照明で照らしてしまうと部屋の隅など
かえって目立たなくていいモノが目立ってしまうことの味気なさに対して、
昔ながらの日本建築では、必要最低限のわずかな明るさだけを取り込み、
そこに写し出される陰翳にこそ美意識を見出す―。

そんな神秘的なものの見方に惹かれてしまうのは、秋の夜長に読書しているせいでしょうか。
寝不足にならない程度に楽しみたいと思います。



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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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これは! (ochi)
2008-09-28 23:22:56
日本文学なのに、建築する人の方に読者が多いだろうと思われる珍しい本ですね。
私には、新人研修の際、上司から「建築の仕事をしていこうという人間が、この本を読んでないとはどういうことだ!」とどやされて同期と徹夜で読んだ、苦笑いしてしまう思い出の一冊です。 これがまた、スラスラ読める本じゃなくて・・笑
 その後ふと思い出して今度はゆっくり読もうとチャレンジしつつ、途中で挫折すること数回。
 私も本棚の奥から久しぶりに手にとってみたくなりました
返信する
確かに。。 (nakatou)
2008-09-29 19:40:53
ちょっと気を抜くと、他に意識が飛んでいってしまいます。(笑)
でも、秋の夜長に読むには集中できて良かったです。
返信する

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