気がつけば、もうすぐ11月。ここ1カ月半現場に半分住んでいました?!が、季節も移り変わり、心地よい秋風が吹くと(暑がりな私も)さすがに半袖は肌寒くなりました。3:4の割合で半袖です。 . . . 本文を読む
日常生活の中で、最も近い存在にある箸―。
毎日の食事の中で、何を食べるのかということに思いがいきがちですが、
何を使って食べるのかって、案外見落としがちですよね。
その昔中国から伝わってきた箸の文化は、長い年月をかけて日本独特の
形に変わってきました。「つまむ、はさむ、押さえる、すくう、裂く、のせる、
はがす、支える、包む、切る、 運ぶ、混ぜる」という12種類の機能を一膳で
すべて賄う為、日本 . . . 本文を読む
この工事便りも最後となりました。
最初にこのマンションを訪れたのが6月の中旬だったので、
その後、設計から竣工まで約2ケ月。
たったこれだけの期間に多くの人がこの部屋の改修プロジェクトに関わりました。
プランを一任していただいたオーナー、現場で変更していく私につきあってくれた職人さん達、夜遅くに畳表の説明をしてくれた畳屋さん、素敵なディスプレイをしてくれたグループ会社のSix.、特別駐車場?をつく . . . 本文を読む
工事はひととおり完成。
いつもなら長い間通った家と離れがたくて、オーナー(今回は不動産屋さん)にカギを返したくないなぁとしんみりする時期ですが、今回は明日から2日間、さっそくオープンハウスが行われるということで、そのディスプレイ等準備に大わらわ。
なんてったって、手塩にかけてつくってきたこの部屋を新しい住まい手にかわいがってもらいたい。少しでも設計意図が分かってもらえるように最後の仕上げを。
とい . . . 本文を読む
Hマンションのリフォーム工事も、クロスが貼られ、建具や小物類が取り付き始めると、完成の姿を少しずつ見せてきます。
この仕上げの時期は、時間が許す限り現場に張り付いています。
下地工事の時はまだ変更がききますが、仕上げ始めるともう後戻りできないので、最終の姿を終始想像しつつ、細かな部分を決めていきます。
プレート類やタオル掛けやハンガーフックの位置。
壁パネルの位置。etc
「理由はわからないけど . . . 本文を読む
リフォームの場合、見えないところが多いので、工事し始めて分かることがたくさんあります。経験を重ねても予測しない事態がおこるので、思った通りにいかないことは度々。
計画通りにつつがなく事を進めたいタイプの人には、リフォームの仕事は向いていないかもしれませんね。
おかげさまで?「全て想定範囲内(古い!)の毎日はつまらない」 という考えの私でさえ、水もれとか下地が最悪だった等、リフォームの予想外は御免 . . . 本文を読む
今日はトイレと洗面の建具にいれるガラスを買い付けに、このブログでも写真にたまに出てくる(2/24分、1/12分など)糸島の「エトルリア」さんへ行ってきました。
工房を引越されてまだ片付中でバタバタされている中、いつものようにガラスストックの前で長らくマイワールドに入っていたであろう私。ご迷惑だったことでしょう。しかし、エトルリアさんも職人集団、この行動は理解してくれるはず(と思っているのは私だけか . . . 本文を読む
解体をしてみると、下地の状況で物理的に設計変更が必要になることもでてきますが、そういう理由でなく設計を変えることもあります。
壁が取り払われた部屋の中にしばらくいて、改修後を具体的にイメージしたときに初めて見えてくるものもあり、そんな時は工事の段取りを組みなおしても(引渡日は変えられないので)変更をかけます。
この家がこれからまた何十年も続くことを考えると..と、ここ数日のしわよせを選んでしまう、 . . . 本文を読む
今日はキッチンや造り付けの食器棚、間仕切壁を撤去の日。
解体箇所の確認のため、私も朝から現場に入ります。
自分が住んでいなくても、何度も解体に立ち会っても、壊される姿は心が痛いものです。しかも私が決めたわけで。
職人さんたちが解体の準備をしている間、先に部屋に入って解体箇所を確認しながら「長い間おつかれさまでした。」と心の中で声をかけるのがなんとなく習慣になりました。
しかし、解体が始まると感傷 . . . 本文を読む
福岡市某所のマンションの1室のリフォームプロジェクトが始まりました。
築31年目、福岡市都心部ながら閑静な住宅街にあるこのマンション。
瀟洒なつくりで、古いながらも管理が行き届いています。
人に例えると、お洒落で上品なおばあちゃんという印象(分かりにくい?)
こんな風に年月を重ねている建物をみると幸せな気分になりますね。
今回のプロジェクトは、この部屋を販売する為のリフォームです。
見えない相手 . . . 本文を読む