先日、N島にある友人家族の手作り別荘に行ってきました。
使えそうなものをずっと集めていたというのですが、昔の高床式住居のようで造りも立派でした。五右衛門風呂や離れには囲炉裏と暖炉まで・・・。 . . . 本文を読む
写真の実家の白梅が満開になった2週間前の日曜日、約15年間ずっと我が家の人気№1だった愛犬の遺骨を、49日ということで家族で庭に埋葬しました。
お正月明けて間もなかったその日、火葬したお寺は山の中で雪も降りしきっていて「こんな寒いときに一人で遠くへいくの?」と思ったものです。
あれから約3ケ月、少しずつ暖かくなっていく季節と一緒に私の心も雪解けしてきたようで嬉しいです。
というのは不思議なことに、 . . . 本文を読む
「新しい建物は目が滑る」
おもしろいフレーズだったので、印象に残ってます。
増田彰久さんの『写真な建築』を読んでいて発見しました。
明治から大正にかけて西洋館が建てられるようになり、
装飾についてもかなり凝ったものが残されています。
写真の中の西洋館にも見事なライオンが潜んでいます。
職人の腕というか、モノ創りに対する姿勢が潔いカンジですね。
その後の建築はモダニズムに移行していき、現在は平滑で
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少しずつあたたかくなってきた今日この頃、冬の名残としてこの本を紹介します。
「麦ふみクーチェ」や「ぶらんこのり」のいしいしんじさんの最新作です。
私はこの人の紡ぐ言葉がとても好きです。
しかし状況が二転三転して物語に一気にのめりこんでしまうような小説ではないので、読む人やそのときの心持ちよっては退屈に思えるかもしれません。
逆にこの人の本を読んでいると自分の落ち着き具合のバロメーターにもなります。 . . . 本文を読む
雑誌『COMFORT』より。
タイルの特集をやっていたので、ついつい目を奪われてしまいました。
なかでもすごく気になったのが写真のタイル。
これは平田タイルから出ているもので、1枚当たり8,000円するそうです。
職人の手によって生まれたアンティーク調タイルは、微妙な色の褪せ具合や
ヒビ割れまで表現されていて、なんだか愛しくなってきます。
こうやって手をかけられて出来上がったものは、人の心を惹きつ . . . 本文を読む