リフォームの場合、見えないところが多いので、工事し始めて分かることがたくさんあります。経験を重ねても予測しない事態がおこるので、思った通りにいかないことは度々。
計画通りにつつがなく事を進めたいタイプの人には、リフォームの仕事は向いていないかもしれませんね。
おかげさまで?「全て想定範囲内(古い!)の毎日はつまらない」 という考えの私でさえ、水もれとか下地が最悪だった等、リフォームの予想外は御免 . . . 本文を読む
Hマンションの工事中に、とある田舎のひとつのリフォーム物件が一段落しました。
70代のおばあちゃんと犬1匹のための家。
ご姉妹がひとり同じ町にいるとはいうものの、70代で何十年も暮らした嫁ぎ先の土地を離れて見知らぬ土地と家を購入。さらに、家族の一人をのぞいては引越先も誰にも教えないと言われる。
場合によっては、リフォームも家の購入ももう一度ちゃんと考えた方がいいとお伝えしようと思っていたけれど、重 . . . 本文を読む
今日はトイレと洗面の建具にいれるガラスを買い付けに、このブログでも写真にたまに出てくる(2/24分、1/12分など)糸島の「エトルリア」さんへ行ってきました。
工房を引越されてまだ片付中でバタバタされている中、いつものようにガラスストックの前で長らくマイワールドに入っていたであろう私。ご迷惑だったことでしょう。しかし、エトルリアさんも職人集団、この行動は理解してくれるはず(と思っているのは私だけか . . . 本文を読む
解体をしてみると、下地の状況で物理的に設計変更が必要になることもでてきますが、そういう理由でなく設計を変えることもあります。
壁が取り払われた部屋の中にしばらくいて、改修後を具体的にイメージしたときに初めて見えてくるものもあり、そんな時は工事の段取りを組みなおしても(引渡日は変えられないので)変更をかけます。
この家がこれからまた何十年も続くことを考えると..と、ここ数日のしわよせを選んでしまう、 . . . 本文を読む
今日はキッチンや造り付けの食器棚、間仕切壁を撤去の日。
解体箇所の確認のため、私も朝から現場に入ります。
自分が住んでいなくても、何度も解体に立ち会っても、壊される姿は心が痛いものです。しかも私が決めたわけで。
職人さんたちが解体の準備をしている間、先に部屋に入って解体箇所を確認しながら「長い間おつかれさまでした。」と心の中で声をかけるのがなんとなく習慣になりました。
しかし、解体が始まると感傷 . . . 本文を読む
福岡市某所のマンションの1室のリフォームプロジェクトが始まりました。
築31年目、福岡市都心部ながら閑静な住宅街にあるこのマンション。
瀟洒なつくりで、古いながらも管理が行き届いています。
人に例えると、お洒落で上品なおばあちゃんという印象(分かりにくい?)
こんな風に年月を重ねている建物をみると幸せな気分になりますね。
今回のプロジェクトは、この部屋を販売する為のリフォームです。
見えない相手 . . . 本文を読む