17日にホンダがアメリカニューヨーク州で家庭用水素供給システム「HES II」のテストを開始したことを発表してた。既にガス会社がメーカー各社と組んで燃料電池式コージェネシステムを売り出してるけど、送電ロスの大きな電気に比べて省エネになるし、燃料を燃やしてエネルギーを取り出すのに比べて環境への負荷も低い…等々、メリットの多いシステムな訳ですね。んで、これはそこに燃料電池車両へ水素供給する機器を組み合わせた物。つまり家庭でクルマに燃料を入れられるってこと。わざわざスタンドに行く手間が無くなるのは便利。
更に太陽発電してる人が電気を電力会社に売るみたいに水素を小売りできたら家庭用燃料電池の普及も進むかな？ そしたら水素ステーションが至る所に出現して燃料電池自動車も普及しやすくなるだろうし、大きな発電所を作る必要性も減っていろんな問題も解消されて行ったりするかもしれない。
ガスなら東シナ海に埋まってるし（いろいろゴタゴタしてるけど）、科学の進歩は至る所に需要を生み出すけど、行政はそれを自国民のために活用できるのかしら…。