衆院選の結果について 2005年09月12日 | 日記 今回は「改革か否か」と言う単純な選択に矮小化されてしまった感が強いので結果は予想通りでした。でも「改革を推進すべし」なんてことは言われるまでもなくやって当然のことで、重要なのは個々の案件についてどれだけ審議を尽くせるかってことだと思うんだけど、こうして単独過半数を得てしまうと、審議不十分ながらも強行採決…と言う今までと同じパターンが続いてしまう悪寒。 みんな国会中継(衆議院TV・参議院インターネット審議中継)とか見てるんだろうか。これまでの審議のやり方を見ている限り、今の与党にはどうしても票を投じられない自分としては正直悲しい結果でした。 郵政改革も道路公団改革のように失敗に終わって国民には大きな負担ばかり残ってしまう懸念がどうしても拭えません。改革に口を挟むことが憚られるってのは天皇を持ち出されると誰も何も言えなくなる戦前、戦中の考えと通じるようにも思う訳で、大政翼賛会のようなことにならなければいいんだけど…。