写真はラバーC,マウンティング。所謂エンジンマウント。
ハンドルに伝わるゴリゴリ感はステムベアリングの不具合だとばかり思っていました。そしてグリスアップをしたわけですが、エンジンを掛けたら終始不快な振動を感じるんです。
そもそも最初違和感を覚えたのは、停車する寸前 低速でクラッチを切った時でした。これは改善されたかと思っていたんですが、そのうちかなりの確率で再現。アテはハズレたみたいです。そのうちに元々覚えの無かった不快な振動を常時手に感じるようになったわけで、問題は取り除かれてないわけですね。
それでフロント周りを中心に、何かダンパーの役目を担っているパーツはないか探します。テスト走行の進路をショップにとっておやっさんに相談。「そういうパーツは使われてないと思うけど、もし疑わしい所があるとすればフロンフォークのバネかなぁ?」と。
でも私は、この振動は明らかにエンジン由来の物で、路面のショックや他の要因を拾ってるものには思えないんですと申言。すると「あとはエンジンマウントしかないよねぇ」とのこと。
そこで私、「もしそうなら、このまま乗ってたらもっと症状がでますよね? それが確認出来たら早急に対応するんで、差し当たって問題なければこのまま様子をみたいです」と告げて帰宅。パーツリストやマニュアルと睨めっこしました。
手にくる振動ばかりに目を奪われてずっとフロント周りを疑っていましたが、どうみてもエンジンの振動を逃がす緩衝材的な役割を担っているパーツはエンジンマウント以外に無いんですよね。重ねて自分の感覚を大事にするなら、この発生元はやっぱりエンジンだと思う。今までメーター・ナンバー・タンク等その他のパーツを発生源にするものは一通り判ったわけだし。
ということでダメ元で写真の部分と他のスラストマウンティングにラスペネとシリコングリスを差して一晩寝かせます。各部の増し締めをしてみようと思いまして。それにしてもこの一晩は心重いです。もしマウント自体がヘタってたら交換。その為にはエンジン降ろさなきゃいけないかも。お小遣いが貯まるまで我慢して乗ってるにしても、あの不快な振動を乗るたびに感じてなきゃいけないんですもんね。こうなって思うのはクラブマンの元々の振動は非常にマイルドで心地よいということ。GB400で感じた「振動の間隔はやや広く大きい呼吸でありながら滑らか」と比べると「小刻みでありながら確実に刻む。それも力強く、だけど滑らか」な吐息は、まさに味付けなんだなと。
とにかく、一夜明けてエンジンを下から堅木で持ち上げてみると、マウンティングラバーの下側がちょっと浮きました。これならもしネジが緩んでても増し締め出来るなと試みます。そしたらアータ、1/4くらい回りましたよ!
時間がないので何処かにテスト走行しにいくわけにもいかないんですが、駐車場でストップアンドゴーを繰り返したところはOKに思えるんですが・・・続きは明日の朝に。
コメント一覧
Number
5型
最新の画像もっと見る
最近の「GB250」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事