呑んだり食べたりフォトったり

ホンダ・Gダッシュ



久しぶりにご対面。

「余所に修理に出した後、ステップやカウルが振動して凄い」ということで引き取り。カウルのツメ等の噛み合わせに間違いでもあるのかなと思ってましたが、振動は勿論スタート直後からモォ~というマフラーが詰まっている様な異音がします。振動の場所も特定の箇所というわけではなく、ステップ→カウル下部→カウル上部とスピードを上げる事に移っていく印象。勿論全体に波及し続け乍ら。

また30km/hにも満たない速度域でも路面からの突き上げが凄くて、「こりゃまともじゃない。いつ分解するかしないか」という感じで怖くなりました。

取り敢えず足回り・下回りをチェック。サスは前後とも抜けてない、フレームやエンジンハンガーも別におかしくはない。にもかかわらず凄い振動。おかしな所というと・・・



ハーネスがステイにきっちり止まってないとか



ゴムのカバーがちゃんと填ってないとかはあるものの、振動の元となりそうな原因は見あたらない。カウルもしっかり止まってると思う。聞けばクランクを交換したらしいけど、明らかにかつての上等なフィーリングじゃない。クオリティの悪いパーツを使われたか組み付けが悪いのか「このまま手をつけず、再度チェックして貰ったら」と先ずは進言。



も一度乗り回してチェックした際「もしかしたらエンジン毎載せ替え?」と思いました。クランクケースカバーに比べてケース本体があまりにも汚いので。だったらそのエンジンのクオリティーが低い故の振動ではないか? 中古部品を使ってる時点で新品には及びません。如何ほどのクオリティが得られるかは賭けですからね。

ということで再度聞き込みをしますと元のエンジンは全開で駆しっててクランク軸が逝っちゃった。軸にクラックが入りスプラインも削れていたとか。シリンダーにも傷があったらしく台湾製の腰上とクランクは中古(スタンドアップタクトって言ってたかな?)に交換してもらったとのこと。

これはもう前述の通り載せ替えたクランクの程度が残念だったということでしょう。今やG'本来の面影はなくまるで年季の入ったおばちゃんバイクみたいになってますが、甘んじて受け入れて乗るべき。程度の良い腰下が出るのを楽しみに待ちながら。序でに下からの突き上げは空気圧高すぎのためでした。3.0k入れてるとか。私には怖い数値です。振動にも拍車を掛けるんじゃないでしょうか。

バイクライフは人それぞれですが、私の知らないスピードの向こう側で遊ぶ人もいるものです。そういう人はマシンの限界を超えた性能を引き出しちゃったりします。武豊とサイレンススズカのコンビを思い浮かべたりして。まあ残念な結果ではありましたが、事故を招くようなトラブルを抱えてるわけではなさそうでよかったです。あ、でもCDIが銀ポッシュのままということでマッチングが悪い可能性はあるかな。60km/hを確認はしましたけど。

というわけで今日はただG'に乗っただけ。バイクは乗るだけで楽しいですけど、マフラーが詰まって籠もったような音を出してるG'に乗るのはちょっと恥ずかしいですね。誰も気にしちゃあいないでしょうけど。でもそれくらいG'っていうのは意識しちゃう素敵な車種だと私も思ってるってことですね。良いエンジン、見つかるといいなぁ。
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