私共の会長が6月に亡くなられてからもう2ヶ月ちかくなります。
まだ知らないご近所の方とか当店のお客様とか、また歳が近くて身近に感じられていた方とか一様に皆さん驚かれています。
故人としてこれほど広くの人に知れていたと言う事を知り、凄い人を会長にしていたのだなーと感じております。
さて先日、会長の奥様から丁寧な贈り物を頂戴し、素敵な50日忌のお手紙を頂き残された奥様の思いに心がしめつけられる想いでした、人は出来る事が多いほど仕事や役目が回ってきますが、それだけ多くの人に影響を与えていると言う事も事実です。
多くの人との人間関係を大切にされてきたからこそ毅然とした姿勢で生涯を貫かれた意味合いと、行動がその人格を際立たせているのだと思います。
私の目指すピンピンコロリは「人間の尊厳」です。
それは自分の力で動け、自分の意思を他人にちゃんと伝えられ、物を美味しく食べられ、味わえる・・そして社会の中にきちんと帰属出来ている時人は生きていると実感するのではないでしょうか?
そんな意味からも会長は最後まできちんと生活をされ、奥さんの面倒も見られ、地域社会の中でも一目おかれる人でアッと言う間に亡くなられた・・最高の幸せの生き方ではなかったかと思います。
ピンピンコロリとは会長のようなこんな生き方が見本のように思います。
只、ガンを宣告され手術の予定が開腹できないといわれてからの1年、どれ程までの葛藤が会長を襲っていたのか知りえませんが、何事もなかったかのように「中々閻魔様からの通行許可書が降りん!」と笑い飛ばしていた姿に思わず手を合わせておりました。
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