勝つと思うな思えば負けよ

2015-09-21 08:40:24 | 日記
レスリングと言う格闘技をやっています。



相手があり、試合は必ず勝敗があります。



普段の練習の中に「勝つ」為の意識と練習をします。


しかし、この世に勝負をしている人の中には「勝ち」を意識すると敗けると言う人がいるのです。


能力を100%引き出すのは夢や希望がある時ではありません。むしろ負けを意識した中にあります。


と。


勝ちにとらわれるとどこかに負けの要素が出来てしまう。


むしろ本当のチャンスは圧倒的不利になった時に訪れるものだ。


と。


ピンチがチャンス。


この言葉何かこれからの指導に役立ちそうです。

桜花レスリングクラブ「北信越地区強化合宿」

2015-09-21 07:18:28 | 日記

土曜、日曜と新潟市にある巻キッズレスリングクラブの近く越前小学校にて「北信越地区強化合宿」があり、子ども達3人を連れて参加してきました。


講師は東京からFFC 本多尚基先生でした。


彼は私の後輩ですし、クラブの発足も桜花レスリングクラブより遅いのですがそこのクラブが強いのです。


そして礼儀も良く出来ていて素晴らしく、少年少女全国大会のチャンピオンも生まれています。


その指導を私も学べました。


そこで感じたのが


「頑張りと時間」


本多先生は子ども達に挨拶、返事そして元気を出さないとやり直しになる練習をしていました。


やる気のない子はマットに上がらせません。


子ども達はとても苦しい顔をします。


でも頑張って力を一生懸命出しきり、声を出してみんながやれば終わるのです。


ここで諦めて力を出せない子は嫌な時間となり、長くなっていきます。

声が大きく出ない時は元気を作ることが出来ない状態です。

表情が暗くなると体は休息しようとするので、動きづらくなります。

本多先生の言う頑張りには健康に通じるものがあります。

大きな声も、礼儀も、一生懸命出す声もこれはレスリングだけではなく子どもの育成です。

この環境を乗り越えていたら大人になった時に人に可愛がられる人間になれます。

回りに元気を与えられる人間になれます。

困難に立ち向かい乗り越えられる力も養えるでしょう。

これらは大人になってからでは形成するのが難しいことなのです。

今回桜花レスリングクラブの子ども達は付いていくのがやっとでしたが終わった後に感想を聞くと

「あの練習で強くなれるならしてほしいです!」

とやる気満々でした。子どもの「勝ちたい」気持ちを上手く引き伸ばしていきます。