ばあちゃん

今日は私にたくさんの愛情を注いで育ててくれたキヨばあちゃんの命日です。

ばあちゃんは施設にお泊まり中、朝食を食べて

｢少し休む｣

と横になってそのまま眠るように息を引き取ったと聞いています。

早くにおじいちゃんが亡くなり寂しかったこの世から、天国でじいちゃんと父さんと笑顔で過ごせると思ったら亡くなった顔を見た時に頭を撫でながら

｢良かったね｣

と声をかけていました。

生まれ変わってもまたばあちゃんの孫でいたいです。

ばあちゃん。俺は元気に過ごしています。

追記

私の祖父母は鍛冶屋(金物を加工する職人･新潟県燕三条)でした。景気も良く工場が３軒目を建てていました。その時突然祖父が倒れたのです。それからは坂を下りるように人生は変化しました。が、祖母は持ち前の元気で生き続けたのです。両親が離婚した後10年後に私から会いに行ってからはしょっちゅう遊びに行きました。作ってくれるご飯が美味しくて１日で３キロ太って帰ってきたこともありましたよ(笑)
とにかく私にとっては最高のばあちゃんだったのです。

強くする？弱くする？

私たちが楽に生きていられるのは、先人の並々ならぬ苦労と知識があった結果だと知っています。
生活環境だけではなく、人間の体も環境において楽になっている分弱くなった可能性があることも知っています。
楽(体に優しいこと)をした生活は人を弱くします。
シベリアへ抑留されていた利用者が言っていました。
「早く死んでいったのは育ちのいいやつらだった。生き残ったのは貧乏百姓が多かった」
そう言っていました。
例)
寒いからと服、暖房で体を暖めると体自身の熱を作る機能が低下しやすい。
こう考えると、今の生活環境は豊かですが、振り返らなくてはいけないとは思いませんか？
体を作りたいとプロテインをいつも飲む選手。
体を直すためにとストレッチを行わず治療器だけを使う人。
病気の原因を知りもせず症状だけを診て治す医療。
私はこれを考えて今の介護や運動の指導に応用しています。
まだまだ結果が不十分で皆さんに自信を持って伝えるためにはもっと学んで行動していきます。