幸せな気分でいると
晴れとか雨とか関係がなく気持ちがいい。
TVや映画のように気持ちの良い音楽が流れている感じ。
植物や昆虫、息をしていない建物や自然が優しく微笑んでいるようにも感じ、
どことなしか自分を応援しているように感じます。
そんな感覚を介護現場に取り入れた私のやり方の１つが掃除でした。
デイサービスに繋がる道に落ちているゴミや、葉っぱ等を掃きます。
送迎車に到着する皆さんがゴミの落ちていない道を使ってもらって何となく気持ち良く歩いて、お部屋に入るだけで１日が穏やかに過ごせるのです。
その穏やかな気持ちは表情に現れ、トイレの回数も少なくなります。結果的に介護負担が少なくなって職員の気持ちに余裕が生まれると穏やかな表情になって、空気までがのんびりとなります。
玄関には会長が趣味で置いている植物があります。植物がすくすく育つように水を蒔いています。すぐ枯れるような場所でご利用者様は気持ち良く過ごせないと思うからです。
玄関に入る前に玄関マットがありまして、外からの汚れ(邪気)を落としてくれます。
玄関を入ると、金魚がお迎えしてくれます。
綺麗な水の中で気持ち良さそうに泳いでいます。
植物や、金魚が気持ち良く育つ場所でご利用者様が過ごすのです。
そんな氣が整う空間に合う人が導かれてきます。
私たちの空気に合う人達が集まってくるので、職員さんも働きやすくなったり、課題を乗り越えるために協力してくれる人が集まるのです。
課題を乗り越えて成長すると利用者様や職員さんは次のステージに進みます。
約５年をかけて作った空間です。
集めたい人を環境を整えて導くのはゴキブリホイホイではなく、素敵な人ホイホイ(笑)
楽しい学びです。