昨年、亡くなった母の二七日(ふたなのか)に母の夢を見ました。
家から最寄りの駅に向かう道、私は数人の人と歩いていました。
ふと横を見ると母も居る。
はっ!
お母さん、酸素つけてない!
あっ、帰って携帯ボンベ持ってくる!
慌てる私は、はたと我に返った。
あ、そっか。
お母さん、もう苦しくないんだよね。
そっか。
お母さん、外を歩きたかったんだね。
そっか。
(景色を見回して)
ここで目が覚めて
お母さん、桜が観たかったんだね。
と思った。
夢の最後の景色は、桜が咲き誇っていた。
生前、母はが秋川雅史さんの『千の風になって』が好きだった。
きっと風になって桜を観に行ってるだろうな。
もうすぐ一周忌です。