Story
ニューヨークに住むラリー(ベン・スティラー)は、現在失業中。しかも最愛の息子ニッキー(ジェイク・チェリー)は、元妻の再婚相手になついてしまっている。父子の絆を取り戻すため、まずは仕事を持とうと決心したラリーは、自然史博物館の夜警の仕事に就く。しかし勤務最初の夜、ひとり見回りを始めたラリーは愕然とする。ホール中央にあったティラノサウルスの骨格標本が、忽然と消えているのだ!その直後、ラリーは館内を動き回るティラノサウルスに追いかけられ…?!(goo映画より)
2006年/アメリカ/ショーン・レヴィ監督作品
評価 ★★★★☆
この映画は、バツイチで失業中のラリーが、再婚相手と暮らす息子ニッキーに父の威厳をアピールするため、自然史博物館の夜警の仕事に就き、そこでとんでもないものを目の当たりにするファンタジー・アドベンチャー映画です。
夜の博物館って誰もいなくて静まりかえっているせいか、何かが起きそうな感じのする不思議な空間ですよね。もし展示物が動き出したら・・と考えると、ちょっとこわいけどワクワクしてしまいます。この映画はそんな夢を叶えてくれる楽しい映画です。
ラリーが夜警の仕事に就いた初日、夜になるとティラノサウルスをはじめ、モアイ像、蝋人形のルーズベルト大統領にアメリカ先住民の女性、アッティラとフン族に先史時代のネアンデルタール人、エジプトのファラオ、ジオラマ、アフリカの動物たち、とここでは書ききれないくらい次々の展示物が動き出します。展示物のひとつひとつが個性があって、観ているだけでもとっても楽しいです♪(^^) 目立たなかったけど、緑のこまいぬがよちよち歩いているのが可愛かった!
そんな展示物たちに振り回されっぱなしのラリーを、ベン・スティラーがとてもコミカルに演じていて最高に可笑しかったですね。ベン・スティラーは、こういうコミカルな演技がとても上手いです。
初日には成す術もなく振り回されていたラリーも、2日目からは彼ら展示物たちの歴史を勉強して、弱点を探し出し、なんとか彼らと渡り合うまでに進歩していきます。展示物たちも少しずつ自我?のようなものに目覚めて(笑)、展示物どうし協力し合い、仲良くなっていく様子が面白かったです。
最初はラリーに愛想をつかしていたニッキーも、夜警の仕事を頑張っている父親の姿を見て(また動き出す展示物も見てしまって)、最後には親子の絆を取り戻していくのですが、そこまでの描き方が少し弱かったですね。あまり感情移入できなかったのが残念。
元夜警のじいさん3人組が登場するのですが、こちらは皆キャラクターがユニークで楽しかったです。じいさんたちが夜になると展示物と同様にパワーアップするのが面白い!
VFXは見慣れてしまっているせいか、展示物が動き出す様子はそんなに感動はありませんでしたが、ラリーと展示物とのやり取りがとても面白く、アイデアの勝利といった感じがしたので、採点はちょっと高めの★4つになりました。
評価 ★★★☆☆
夜になると博物館の展示物が動き回る。その秘密はファラオの間に飾られている黄金の王家の紋章でしたが、どうして爺さん3人組も夜になるとパワーをもらえるんでしょう??そうか、彼等も骨董品だからか!(爆)
この愉快な爺さん3人組を始め、映画の始まりでは、さまざまなプロットが提示されます。
例えば、
主人公のラリーと息子の気持ちのすれ違い。
そのラリーが開発したパッチンスイッチ(指を鳴らすと電灯がオンする)が事業化に失敗したはなし。
展示物のルーズベルト大統領がアメリカ先住民の娘サカジャウィアによせる恋心。
博物館の受付嬢が取り組んでいる、そのサカジャウィアについての論文作成。
などですが、これらが、ラストで全てまるく納まる展開が良く出来てました。
蝋人形のルーズベルト大統領役のロビン・ウィリアムスは、さすが、コミカルな物語を引き締める役割をしっかり果たしてますね。
最後のシーンでラリーがマグライトにパッチンスイッチを使っているところが、しょうもないけど面白かったです。
映画『ナイトミュージアム』公式サイト
(「ナイトミュージアム」2007年3月 長野にて鑑賞)
ニューヨークに住むラリー(ベン・スティラー)は、現在失業中。しかも最愛の息子ニッキー(ジェイク・チェリー)は、元妻の再婚相手になついてしまっている。父子の絆を取り戻すため、まずは仕事を持とうと決心したラリーは、自然史博物館の夜警の仕事に就く。しかし勤務最初の夜、ひとり見回りを始めたラリーは愕然とする。ホール中央にあったティラノサウルスの骨格標本が、忽然と消えているのだ!その直後、ラリーは館内を動き回るティラノサウルスに追いかけられ…?!(goo映画より)
2006年/アメリカ/ショーン・レヴィ監督作品
評価 ★★★★☆
この映画は、バツイチで失業中のラリーが、再婚相手と暮らす息子ニッキーに父の威厳をアピールするため、自然史博物館の夜警の仕事に就き、そこでとんでもないものを目の当たりにするファンタジー・アドベンチャー映画です。
夜の博物館って誰もいなくて静まりかえっているせいか、何かが起きそうな感じのする不思議な空間ですよね。もし展示物が動き出したら・・と考えると、ちょっとこわいけどワクワクしてしまいます。この映画はそんな夢を叶えてくれる楽しい映画です。
ラリーが夜警の仕事に就いた初日、夜になるとティラノサウルスをはじめ、モアイ像、蝋人形のルーズベルト大統領にアメリカ先住民の女性、アッティラとフン族に先史時代のネアンデルタール人、エジプトのファラオ、ジオラマ、アフリカの動物たち、とここでは書ききれないくらい次々の展示物が動き出します。展示物のひとつひとつが個性があって、観ているだけでもとっても楽しいです♪(^^) 目立たなかったけど、緑のこまいぬがよちよち歩いているのが可愛かった!
そんな展示物たちに振り回されっぱなしのラリーを、ベン・スティラーがとてもコミカルに演じていて最高に可笑しかったですね。ベン・スティラーは、こういうコミカルな演技がとても上手いです。
初日には成す術もなく振り回されていたラリーも、2日目からは彼ら展示物たちの歴史を勉強して、弱点を探し出し、なんとか彼らと渡り合うまでに進歩していきます。展示物たちも少しずつ自我?のようなものに目覚めて(笑)、展示物どうし協力し合い、仲良くなっていく様子が面白かったです。
最初はラリーに愛想をつかしていたニッキーも、夜警の仕事を頑張っている父親の姿を見て(また動き出す展示物も見てしまって)、最後には親子の絆を取り戻していくのですが、そこまでの描き方が少し弱かったですね。あまり感情移入できなかったのが残念。
元夜警のじいさん3人組が登場するのですが、こちらは皆キャラクターがユニークで楽しかったです。じいさんたちが夜になると展示物と同様にパワーアップするのが面白い!
VFXは見慣れてしまっているせいか、展示物が動き出す様子はそんなに感動はありませんでしたが、ラリーと展示物とのやり取りがとても面白く、アイデアの勝利といった感じがしたので、採点はちょっと高めの★4つになりました。
評価 ★★★☆☆
夜になると博物館の展示物が動き回る。その秘密はファラオの間に飾られている黄金の王家の紋章でしたが、どうして爺さん3人組も夜になるとパワーをもらえるんでしょう??そうか、彼等も骨董品だからか!(爆)
この愉快な爺さん3人組を始め、映画の始まりでは、さまざまなプロットが提示されます。
例えば、
主人公のラリーと息子の気持ちのすれ違い。
そのラリーが開発したパッチンスイッチ(指を鳴らすと電灯がオンする)が事業化に失敗したはなし。
展示物のルーズベルト大統領がアメリカ先住民の娘サカジャウィアによせる恋心。
博物館の受付嬢が取り組んでいる、そのサカジャウィアについての論文作成。
などですが、これらが、ラストで全てまるく納まる展開が良く出来てました。
蝋人形のルーズベルト大統領役のロビン・ウィリアムスは、さすが、コミカルな物語を引き締める役割をしっかり果たしてますね。
最後のシーンでラリーがマグライトにパッチンスイッチを使っているところが、しょうもないけど面白かったです。
映画『ナイトミュージアム』公式サイト
(「ナイトミュージアム」2007年3月 長野にて鑑賞)
博物館に行った人なら誰でも一度は思ったことのあることを、現実に作ってしまったところに脱帽でした。
父と息子とのふれあいが少なかったのが残念でしたが、これはもう剥製たちが動き回り、ラリーとのやりとりを楽しむのが主なのでしょうね。(^^;
あのいろいろなものが動き回るのは、やっぱり観ていて楽しいです。モアイ像、最高でした。
3人のおじいちゃんたち…確かにwancoさんのおっしゃるとおりなのかも。ラリーも少しは強くなってもいいのに。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
TBありがとうございました。
やたらに攻撃的なジオラマのミニチュア人形やら、展示物がみんな個性的で観ていて面白かったです。僕もnyancoも、なぜか緑のこまいぬにはまってしまいました。^^
父と息子のふれあいが食い足りないのは同感で、その辺がもっと描き込まれていれば、ラストももっと盛り上がったと思うので、ちょっと残念だったかな。
ともあれ久しぶりに楽しい映画を観れて満足でした。
wancoさんの解説に 納得!!(笑)
なんだか
この映画を観た
子供たちが
博物館や 科学館に行きたるような 気がします。
楽しい映画でした!
ホントに、映画を観て子供達が歴史や科学に興味を
もってくれたらいいですよね。
TB&コメントありがとうございました。
コレ、大人が観ても面白かったですね~♪
私は吹替え版での鑑賞だったので、
DVDが出たら字幕で観てみたいと思います。
親友というだけあり、オーウェン・ウィルソンとベン・スティラーも息がピッタリ!
俳優さん自身も楽しんで演じているように感じました。
あっ、因みに私は 指パッチンが出来ません(笑)
こちらこそTB&コメントありがとうございました。
本当に大人も楽しめる映画でしたね!
登場キャラがみなとてもユニークなので、最初から最後まで顔がゆるみっぱなしでした♪(^^)
エンド・クレジットにオーウェン・ウィルソンの名前が載ってなかったのは、やはり友情出演なんでしょうね。
でもすごく存在感あって、私はジオラマたちの活躍がいちばん楽しめました。
私も指パッチンは苦手ですね。。やっぱり職業斡旋所の人が言うように手を叩いてライトがつく方が便利かも~♪^^;