私ちゃととは、ホラー映画が苦手と常々申し上げておりますが、その原点は幼い頃に映画館で観たフランケンシュタインなのでした。
家族で観に行ったので、多分、目当ては若大将シリーズとかだと思うのですが…。
当時は二本立てが当たり前の上映形式です。
併映が『フランケンシュタイン』だったんですね。
何だかオドロオドロしくて、心臓バクバク。
必死に耐えていたのですが、フランケンの切り取られた手首がズルズル動くシーンで耐えられなくなりました。
おそらく「こわいよ~わーん」てことになったんでしょうね。
母がロビーに連れ出してくれました。
昨年、『フランケンシュタイン』『フランケンシュタインの花嫁』をTVシネフィルイマジカで鑑賞。
ゴダール特集の際、放映していたのです。
「ん?私の観たフランケンはこんなんちゃう!」
「ま、フランケン映画は他にもあるから、きっと別のシリーズだったんだわ」
と、思っていました。
先日、古い映画に詳しい友人にたまたま尋ねてみたところ、
「手首ズルズル……フッフッフ…ちゃととくん…間違いなく東宝の怪獣映画の金字塔…『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』…通称:フラバラですな…」
「え~っ?怪獣映画?怪獣なんか出てけぇへんかったよ。っていうか、その前にリタイアか…トホホ…」
ともあれ、長年のトラウマだった正体不明の映画が解明できて、胸のツカエがスッキリした気分。
これは是非フラバラ退治に出かけねば。友人によると、傑作とのことなので、再観必勝あるのみですね。
※タイミングよく、2007.1.26新たに発売予定。
ついでに、友人に聞いた、秘話なのか役に立たないトリビアなのかよう分からん豆知識。
フランケンの怪物を熱演した古畑弘二って青年は、石○慎太郎の近所の八百屋の息子。
石○慎太郎がフ○ンソワ・トリュフォーら世界の若手映像作家らと競作したオムニバス映画に出演させたのが、古畑青年の映画デビュー。
…だそうです^^
↓調査しました。これですね。残念ながら、上映・ビデオ化できないようです。
そうなると、余計に観てみたい気が…。
音楽:武満徹っていうのが気になりますね。
二十歳の恋(1962) - goo 映画
二十歳の恋 - Movie walker
【追記】
↓先日、ホラーだめだめ症候群リハビリの為に、図書館で借りてきた本
《引用》むかし、なんだかものすごいものを見たんだが、あれはいったい何だったんだろうと、よくわからぬまま成人して、ずっとトラウマになっていた人はたくさんいるんじゃないでしょうかね。
(中略)…を発見したときには、ああ、めぐり遭った、あれは僕が頭のなかででっち上げた悪夢ではなかった、現実だったのだ、という感じで。
※まるで、私のことではありませんか、黒沢監督!
ちなみに黒沢監督のトラウマは↓
家族で観に行ったので、多分、目当ては若大将シリーズとかだと思うのですが…。
当時は二本立てが当たり前の上映形式です。
併映が『フランケンシュタイン』だったんですね。
何だかオドロオドロしくて、心臓バクバク。
必死に耐えていたのですが、フランケンの切り取られた手首がズルズル動くシーンで耐えられなくなりました。
おそらく「こわいよ~わーん」てことになったんでしょうね。
母がロビーに連れ出してくれました。
昨年、『フランケンシュタイン』『フランケンシュタインの花嫁』をTVシネフィルイマジカで鑑賞。
ゴダール特集の際、放映していたのです。
「ん?私の観たフランケンはこんなんちゃう!」
「ま、フランケン映画は他にもあるから、きっと別のシリーズだったんだわ」
と、思っていました。
先日、古い映画に詳しい友人にたまたま尋ねてみたところ、
「手首ズルズル……フッフッフ…ちゃととくん…間違いなく東宝の怪獣映画の金字塔…『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』…通称:フラバラですな…」
「え~っ?怪獣映画?怪獣なんか出てけぇへんかったよ。っていうか、その前にリタイアか…トホホ…」
ともあれ、長年のトラウマだった正体不明の映画が解明できて、胸のツカエがスッキリした気分。
これは是非フラバラ退治に出かけねば。友人によると、傑作とのことなので、再観必勝あるのみですね。
●フランケンシュタイン 対 地底怪獣東宝このアイテムの詳細を見る |
ついでに、友人に聞いた、秘話なのか役に立たないトリビアなのかよう分からん豆知識。
フランケンの怪物を熱演した古畑弘二って青年は、石○慎太郎の近所の八百屋の息子。
石○慎太郎がフ○ンソワ・トリュフォーら世界の若手映像作家らと競作したオムニバス映画に出演させたのが、古畑青年の映画デビュー。
…だそうです^^
↓調査しました。これですね。残念ながら、上映・ビデオ化できないようです。
そうなると、余計に観てみたい気が…。
音楽:武満徹っていうのが気になりますね。
二十歳の恋(1962) - goo 映画
二十歳の恋 - Movie walker
【追記】
↓先日、ホラーだめだめ症候群リハビリの為に、図書館で借りてきた本
●黒沢清の恐怖の映画史青土社このアイテムの詳細を見る |
(中略)…を発見したときには、ああ、めぐり遭った、あれは僕が頭のなかででっち上げた悪夢ではなかった、現実だったのだ、という感じで。
※まるで、私のことではありませんか、黒沢監督!
ちなみに黒沢監督のトラウマは↓
●恐怖のミイラ 全集〈完全ノーカット版〉ジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
昨日、近所のレンタルショップを探してみましたが、両作品ともありませんでした;カナシー
ネットレンタルに加入しようかなぁ。
そう、同年同月封切りの東宝映画を調べましたが、併映は『海の若大将』に間違いないと思うんですよ。
当時は、今ほど大人のマニアもいなかったでしょうから、昭和ジュラ期のこの映画『フラバラ』は子供のための映画、親子ターゲットに違いないでしょうね。
なる様にとっても
>うわー、なつかしー!
なんですね^^
『ミイラの花嫁』怖そう;;海外のミイラものって、ハマーフィルムかと思いましたが、分からないです。
>天井から板をはずして見られてる気がして
あります、あります…こういう感覚は、私は楳図先生の漫画読んだ後でね。
へび少女とか、ミイラ先生とか、赤んぼう少女タマミとか…
うぅ…ホント怖かった…。
どうぞ、なる様も記事にしてくださいね。
そして、みんなで寅午退治に出かけましょ♪
『サンダ対ガイラ』はフラバラを超える圧倒的な作品ですよ。ぜひご覧ください。「フラバラ」と一緒にTB送らせていただきます。ではまた。
>フランケンの切り取られた手首がズルズル
うわー、なつかしー!
実験にされるサンダが可哀想だった記憶が。(この時はまだサンダじゃないのかな?)
ミイラといえば、私のトラウマは「ミイラの花嫁」・・・だったと思って検索したら金田一しかひっかからない;
海外のミイラもので、最後に略奪した女性を抱いて沼に入っちゃう(女性もミイラ化してく;)んだけどご存知ありませんかー?
とにかく怖くて、当時(小学生低学年)天井から板をはずして見られてる気がして電気をつけて寝て、親に叱られていた記憶がー・・・
いやー、四谷怪談とかウルトラQ関係とか和ものも怖いですが、個人的にはあの映画が一番怖い;(今みたらどうかは不明ですが・・・
怖い映画、面白いですね。
今度、「教えて」記事にさせていただくかもです。アイデア拝借よろしくお願いいたします。
プロローグ部分は当時見ているはずなんですけど、全然、日本映画だったという記憶がないんです。
ただただ、フランケンシュタインの映画だったという印象。手首ズルズルが怖くて怖くて…。
はい!フランケンシュタイン博士が第一ポイント。次に猪ですね。
みうらじゅんさんの目の付け所もポイント高そうですね。予習しときます^^
今から40年以上前なのに、いまだにDVD新発売というのは、それだけファンが多いことの証でしょうか。
くろさんも是非観ましょ。観たら感想教えてくださいね。
ではトラウマ克服のお手伝いにあの映画の突っ込みどころをば♪
まずプロローグ
大戦中のドイツ、フランケンシュタイン博士のウチから始まりますがここの場面は殆どセリフなし…ドイツ語に明るい方がスタッフにいなかったからでしょう、だんだんコントに見えてくるから不思議、最後のフランケンシュタイン博士のゼスチャーが吹きます…(-_-#)
この映画、傑作と言われると同時に不意打ちのように思わず笑ってしてしまうのがカルト映画と呼ばれる所以ですね♪
私のツボだったのは自衛隊とイノシシの遭遇シーン…まあ観ていたたければ解ると思いますが瞬間、「へ?」ってキツネにつままれたような気分になりなんの複線でもない奇妙な特撮シーンです…(-_-#)
ちなみにこの映画を心の一本にしているのが
みうらじゅんさん
氏のガイドラインに沿って鑑賞すると笑いどころ、泣きどころが明確になり、より楽しめます…(-_-#)
氏いわく
高島忠夫さんのへたれぶり
が良いのだそうです…(-_-#)/))
この映画も、時折パロディを見る傑作です。
ちなみに私は、両作とも見ていません(苦笑)