キャンディとチョコボンボン小学館このアイテムの詳細を見る |
『おじゃまさんリュリュ』(2/24記事)に引き続き発売中!!
先日、本屋さんで見つけました。ウレシー
表紙カバー、今回は『おじゃまさんリュリュ』の時よりずっと素敵ですよ~♪
↑ファンとして、これは言っちゃいけないかしら
ひっくり返すと、どこかで見たイラスト。
友人情報によると、当時のりぼんの付録の紙袋に描かれていたイラスト。
そーだ、そーだ!私も持ってた♪友人はボロボロになっても未だに捨てられないそうです。エー話やー
収録作品は
『キャンディとチョコボンボン」』1973.2
『王子さまがいっぱい』1972.10デビュー作!
『アルフォンスお先にどうぞ』1973.6
『白いカーニバル』1974.3
『雪割草』1974.11
『いまぁじゅ』1975.1
『並木通りの乗合バス』1975.3
『ぼくのすてきなポシイおばさん』(りぼんマスコットコミックス版に掲載されたもの)
エッセイ 文月今日子
今回はデビュー作から長編漫画作品末期まで収録されています。
コメディからシリアスまで網羅。
実質、漫画家としての活動期間が2~3年で終わっているちきちゃま。
ほんの数ヶ月で絵柄がどんどん緻密になっていきますね。
んー…では!手に取って読まれる方のために、ちゃとと的突っ込みどころを少し。
『キャンディとチョコボンボン』
表紙…これきっと、掲載当時のものじゃないですね。絵柄が本編と違います。
23ページの下半分も多分掲載当時は広告かなんかだったんじゃないかなぁ。後で付け加えた感じ。
よく見るとブーブー・スー(なんて素敵なセンスの名前)の服のラインが1本少ない?
17ページ、35ページの左コマも同様。昔の雑誌って唐突に漫画の途中に広告があったのよ;
そして!クイズ:足の生えたおたまじゃくしを見つけましょう。
いつからか、毎回こんな『ウォーリーをさがせ!』みたいなクイズがついてましたよね。一生懸命探したよ。
その時のクイズと違うかもしれないけど、今回私が見つけたイタズラ描きはこれ!
さぁ、見つけたあなたは目がいいです!
『アルフォンスお先にどうぞ』
教授が持ってる『カフカ』のテキストに「可不可」と書いてあったり、主人公ラモナ・シムズが『ナルニア国物語』を手に持ってたり…。
この頃のちきちゃまは麻雀にも凝ってたのかしら^^?白牌と發牌(3枚揃ってアンコ?)も登場。
そして!クイズ:戦争している兵隊さんを見つけましょう。
さぁ、見つけたあなたは目がいいです!
『白いカーニバル』
フェデリコ・フェリーニがワンシーン登場しますね。当時は知らなかったけど^^;
陽気だけどもの悲しいフィドルの調べが流れるイタリア映画のようです。
ラスト台詞「ペピーノ、ペピーノが来たよ!」は、当時から忘れられない印象的なシーンです。
書き文字も秀逸。グラッフィックセンスが素晴らしい
「とうさん!!とうさんとうさん」
「ミーロ!!ミーロ!!ミーロ!!」
1コマ1コマすべて味わいましょう。
そして!クイズ:Uターン禁止標識を見つけましょう。ついでに一円玉も見つけましょう。
さぁ、見つけたあなたは目がいいです!
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関連記事:2007.2.24『おじゃまさんリュリュ』、
2007.4.25『キャンディとチョコボンボン』その2
2007.6.24『ちきちゃまのエッセイ』
ちきちゃまといえば、デザイン的な緻密な絵と飛んでるストーリーが印象的でした。マンガ界から消えていった作家さんたちはどうしていらっしゃるのか、と時々考えます。
偶然知りあった方が元少女マンガ家さん。
主婦や体操教室の先生をしながら、ほそぼそとアシスタント業もしていらっしゃるようですよ。
収録作品がまた泣かせる!
これはゼッタイ買いですね!
本屋へGO!(・・・アマゾンへGO?)
情報多謝です!
キャラクター、ストーリー、絵、世界観をほぼ一人で作り上げるのですから。
ラッコ庵さんのお友達、きっと今も輝いていらっしゃるんでしょうね。
今回の『キャンディとチョコボンボン』もお薦めですよ~♪
そして!クイズにチャレンジしてみてください^^!
『キャンディとチョコボンボン』
なる様も、心のバディにキャンディ貰ったクチですか^^?
『白いカーニバル』泣かせる話でしたね~;;
F.フェリーニは、今回気づきました。
これに、あと『回転木馬』が発行されると完璧なんですが…;;