シネマるマンガぁ?byちゃとと

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ラピュタ阿佐ヶ谷『武満徹の映画音楽』より『乾いた花』

2009-09-08 20:55:01 | シネマる(劇場編)
先週の土曜日9/5に終わってしまいましたが、武満徹の映画音楽(ラピュタ阿佐ヶ谷)に、9/4行ってまいりました。

20世紀を代表する作曲家、武満徹さんが音楽で関わった映画作品25本を、7週間に亘って特集上映。
もっと早く気づけばよかった;;
1960年頃から、1980年頃までの芸術性、文芸性豊かな日本映画。
こういう映画はなかなか映画館で見る機会がないので、もう少し観たかったなぁ。

ラピュタ阿佐ヶ谷さん、はじめまして。
入口分かりにくかったです;
最初、レストラン山猫軒へ行ってしまいました。
ここじゃないと思って、階段下ったら今度は劇場ザムザ阿佐ヶ谷。
準備をなさってたスタッフの方、すみませんでした;
「スロープを上がったところですよ」と優しく教えてくださいました。有難うございます。
この記事を記録する為に、リンク先など調べていましたら、新発見。
ラピュタの館長さんは、ふゅーじょんぷろだくとの社長、才谷遼氏だったんですね。
基本的なことも知らず、スミマセン。
可部達郎のペンネームで、だっくす、ぱふでお名前拝見しておりました。
才谷遼名義の漫画も覚えております。永島慎二先生ぽい作品でした。
あぁ、矢野敬子さんは才谷さんの奥さんになっていたのか~。そして、40代半ばで既にお亡くなりになってるのか~;ガァ~ン;
…と、分かる人には分かり、分からない人には全く分からない独り言。

話が脱線。映画の話に戻りましょう。
●乾いた花 [DVD]

SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

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1964年のモノクロ作品(松竹大船)
監督:篠田正浩
原作:石原慎太郎
出演:池部良、加賀まりこ、 藤木孝、 原佐知子、 中原功二、三上真一郎、杉浦直樹、宮口精二、東野英治郎、佐々木功、平田未喜三、水島弘、玉川伊佐男、竹脇無我
音楽:武満徹

やくざ映画と括ってしまうのは、ちょっと違いました。東映じゃないし…。
言うなれば、ジャパニーズヌーベルバーグ。
日活じゃないけど、原作は石原慎太郎。
池部良はクールでカッコよく、加賀まりこは若く美しく無邪気で且つコケティッシュ。
東野英治郎 「あ、黄門様だ」と思いましたが、まだ水戸黄門の放送が始まる5年前です。ここではヤクザのボス。
藤木孝、よく知りませんが、台詞ないのに鬼気迫る存在感。後の松田優作みたい。
アニメソングの大王、ささきいさおが、主人公を慕う若いチンピラを演じてます^^

クリアじゃない、くぐもった重い空気感があります。
それは冒頭の主人公の独白から既に暗い雰囲気。
満たされない閉塞感、無茶をしたい若い女。
時代の雰囲気なんでしょうか?
音楽も映像もかっこよかったです。

乾いた花(1964) - goo 映画

【追記】『乾いた花』を素材に再編集してありますね。
ちょっと目まぐるしくて、大変なことになってますが…^^;


【追記その2】こっちのほうが、オリジナルの雰囲気出てます。松竹公式チャンネルより

篠田正浩監督作品『乾いた花』『鑓の権三』他セレクションDVDボックスPV



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