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製作:シドニー・L・バーンスタイン
製作:監督:
アルフレッド・ヒッチコック
脚本:アーサー・ローレンツ
撮影:ジョゼフ・バレンタイン
ウィリアム・V・スコール
音楽:レオ・F・フォーブスティン
出演:ジェームズ・スチュアート
ファーリー・グレンジャー
ジョン・ドール
今年『マジシャンズ』という95分ワンテイク、ワンカットという韓国映画を劇場で観た(スミマセン;記事書いてませんが、マジカルで面白かった♪)のですが、「ワンカットなら『ロープ』があるよ」と友人に教えていただき、DVD鑑賞。
正確には『ロープ』はワンカットではありません。当時のフィルムの限界量10分を繰り返す“テンミニッツテイク”だそう。
しかしカット割りはなく、人物の背中を大写しにして一瞬真っ暗にしてフィルムを繋ぐなど、なるべく違和感なく繋げています。
原作は舞台劇。2時間のドラマをそのままリアルタイムで演じます。
物語の進行と映画の進行にズレがなく、カット割りもないということは、観客はその場に居合わせているかのように体験できるということですね。
ヒッチコックをあまり観たことがないヘタレな私(昔、TVの洋画劇場で『鳥』とかは観ましたよ、怖かった~;)ですが、舞台的映画、楽しめました。
DVDには、おまけ映像が付いています。
当時を振り返る脚本家、出演者。
本編を観終えてから、インタビューを観たのですが、その中に気になる言葉が…。
「it」が指す意味は男色なのです。
え~?どうも主要登場人物が皆ホモらしい。
原作で語られていたことを、映画ではやんわりオブラートに包んでいるようです。
全然気づきませんでしたもの。
しかし、そのデータを下敷きに思い返してみると…。うーん…。
ヒッチコック変●説を唱えているヒッチコックマニアの友人がいます。
しかし、変●だからこそのイマジネーション。
今回も、首を絞めたその手でプーランクの美しいピアノ曲を弾かせるというシーン。
首を絞めたロープで、被害者の父に贈る本を結わえるというシーンを見せてくれました。
ロープ(1948) - goo 映画
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