NHKサウンドミュージアム清志郎

昨夜NHKFM『サウンドミュージアム』

月に一度、月末日曜に放送される番組。

オフィシャルサイトによりますと、ＴＶの『ＳＯＮＧＳ』と同様、決まり・フォーマットの無い番組で、そのアーティストの魅力を、最も的確に伝えるために、どのような構成・演出がよいのか、その都度考えて作っているそうです。

NHK素晴らしい！

事前に知ってはいたのですが、出かけてたので、前半聞けなかったのよ。
録音すればよかったなぁ。
エアチェック録音(死語？)なんて、ここ30年くらいしていないので、やり方分からなかったし…orz

以下、その記録

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ラジオから清志郎が普通に喋る声が聞こえる。
画像がない分、集中して聞きます。
歌でもなく、ライブのMCでもない丁寧な喋り方。
質問に一瞬（ニ～三瞬くらいか＾＾；）考える沈黙のマがあり、一つ一つキチンと答える。
このアナウンサー誰なんだろ？と思ったら、松本和也アナウンサーなんですね。ほれほれ、『英語で喋らナイト』の。
あとで調べたら、清志郎のお嬢さんが好きな番組で、親子で見てたとかで、清志郎がインタビュアーご指名したらしい。
そして、青山ロックンロールショー（葬儀）の司会者さん。

清志郎の尊敬するGODなミュージシャンについてのトーク。
ビートルズ好きの松本アナウンサーらしい質問
「清志郎さん、ポール派なんですってね。ジョン派じゃなくて。どこが魅力なんですか？」
「声が黒人でしょ…」（←ちゃとと、思わず笑い）
「もちろんサウンドもリズムも好きです。出だしのコード、（ナンチャラセブン）使ってたり」（スンマセン；；この辺よく分かりませーん；；多分こんな感じのこと仰ってた）

結局、清志郎セレクトのGODな曲として３曲流れました。
●ビートルズ『フール・オン・ザ・ヒル』
●ザ・バンド『ザ・ムーン・ストラック・ワン』（カフーツより）
●オーティス・レディング『トライ・ア・リトル・テンダネス』モントルーライブ版（これ、確かチも持ってる。凄いです！）
そして、清志郎のニューアルバム『入門編』から、松本アナウンサーのフェイバリット『プリプリ・ベイビー』。
この曲にまつわる話も面白かった。
当時一歳半のお嬢さん、モモちゃんの声のほうが清志郎のボーカルよりずっと大きく、はっきり言って邪魔ばっかりしている。
「アハハハ！どーしてー？どーしてオッパイぷりぷりなの～？お父さん！どーしてー？」
「僕の録音素材の中で最高でしょ？」だって＾＾。
ラジカセを前にして録った音質最悪のこの曲は、ある意味ライブで最高のロックですね♪

ラスト、現在の松本アナウンサーのコメントがありました。
この番組が去年の６月２９日の放送であったこと。
武道館完全復活祭のあと。
しかし、この２週間後、ガンの転移を発表。
夏のツァーを全てキャンセルして、再び治療に専念する宣言をされたこと。
「本当にすみません。申し訳ありません。あれもこれももっと聞けばよかった。残念でなりません」
…と、一時の感傷的感情に流されず、しかし悔しさと心残りを口にされた松本アナウンサーでした…。
いい人だな