先週の話ですが、舞台『空中ブランコ』を池袋の東京芸術劇場に観に行きました。4/20~5/29まで公演中。
テレビドガッチのチケットプレゼントに応募して当選したのですよ。
ありがとうございます、ドガッチ様。1席8800円もするのに、イェイ!太っ腹!
原作は↓これ。奥田英朗氏の直木賞受賞作。とんでも精神科医・伊良部先生のシリーズです。読んでませんが…
●空中ブランコ (文春文庫 お 38-2) 奥田 英朗 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
↓同じ伊良部先生が主人公の映画『イン・ザ・プール』は観ました。よろしければ過去記事。
●イン・ザ・プール ポニーキャニオン このアイテムの詳細を見る |
映画では松尾スズキ(伊良部先生)のキレっぷりが面白かったです
ふだん静かなそうな人なのに、真面目なのか不真面目なのか分からぬ得体の知れなさが、何とも言えぬおかしみをかもし出してました。
さて、今回の伊良部先生は雨上がり決死隊・宮迫博之。
色っぽいナースは、佐藤江梨子。わーい、ナマサトエリに会える!
他には、劇団四季出身の坂元健児、高橋由美子、尾藤イサオ、酒井敏也、FLIP-FLAPの双子ちゃん、汐崎アイルetc.
演劇などというものを観に行くのは20年ぶりくらいなんじゃないかと思います。
記憶によると、大地真央さんがトップだった(うわーかなり前だ;)宝塚とか、大阪にCATSシアターがあった頃(やっぱり20年以上前;)とか、藤山寛美晩年の松竹新喜劇とか(会社から100人くらいで行ったのです^^)…。
元々、演劇を見慣れていないもんで、かなり緊張して鑑賞。
台詞や演技を聞き逃し、見逃したりしないように一生懸命観たのですが、疲れました。
映画だとその点、クローズアップや場面カット編集で誰が重要な台詞を喋ってるか分かるじゃないですか。
それが舞台だと平等というか、等分というか…。「え?今、誰が誰に向かって喋ってるの?」と脳フル回転。
お話もよく知らないし、登場人物もかなり多い。話が跳んだり、場面が変わったりする度に整理する間もありゃしない
…ってことで、難しくてよく分からないまま、終わってしまったのでした
爆笑ものを期待してたのに、不勉強のため、爆笑できず。うぅ…。
時々は笑いましたよ^^ここを逃してなるものか!って感じで…。
もっと演劇慣れしてる人なら、色々楽しめただろうになぁ。
一緒に行った友人は、原作読んでた(尊敬)けど、「難しかったね。原作は短編だから、かなり膨らませてる」と仰ってました。あぁ、私だけじゃない…ほっ。
…と、ここまでは言い訳で、こっから後は感心したところ。
サトエリは脚長すぎ^^凄いよ~どーして、あんなにスタイル良すぎる位に良いのか…。
結構、台詞がんばってたように思います。(素人なのに、エラソでスマソ;)意外と聞き取りやすかった。「腹から声出せ~!」って感じでした。
高橋由美子さん、上手いな~。いい女優さんですね。私の中ではアイドルっぽい可愛いイメージだったんですが、いい意味で裏切り。
尾藤さんのジャグリング、かくし芸にしとくのはもったいないほど上手でした!
宮迫さん、普段からコメディアンだしな。期待通りのテンションの高さでした。
体操系の役者さん方、ポンポン跳んでました。すげー♪
冒頭シーン、ラートの演技も素晴らしい!サーカス団のお話だしね。
酒井敏也さん、味のある役でした。ちょっと気弱な団長ピッタリ。
ロビーには、出演者の皆様に届いたお花が所狭しと飾られてました。
リリー・フランキーさんからのは、カードもご本人様手書きのようでした。
他の方からのは皆、ちゃんと筆耕のプロが書いた毛筆楷書系なのに、一つだけ個性的なユルユル系^^
パンフ(1500円)を買ったら、オリジナルクリアファイルと新日本サーカスのチケット3枚が付いてきました。もちろんこのチケットは使えません
最後になりましたが、最初に入り口で渡された厚さ2cmほどの紙の束。
はじめ、パンフだと思ってたんですが、全部チラシなんですね。
その数58枚!数えました。ビックリ。パンフよりずっと分厚くて重いです
チラシの殆どがミュージカルやお芝居。
ブロードウェイミュージカルから、名も知らぬ劇団旗揚げ公演、大駱駝艦までバラエティーに富んでます。
東京は演劇区なんだー。知らなんだー。失礼しました。
あとは息子のアマチュア芝居ばかり。6月にもあって、息子はユウレイの役だそうです。
やっぱ、見に行かなきゃダメかなあ…。
アマチュア劇団って観たことないに等しいけど、プロよりパワーありそうな気がするんですが…。
ユウレイが出てくるお話!面白そうです(^-^)