シネマるマンガぁ?byちゃとと

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最近ビデオ・TVで観た映画(クラシック映画っぽい)

2008-05-02 00:07:16 | シネマる(ビデオ・TV編)
●獅子座

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※ヌーヴェルバーグの重鎮エリック・ロメール監督の長編映画第1作。1959年制作。
昨年の記事にも「観た」と書きました。前回は図書館で借りてきたVHS。
今回、シネフィルイマジカで放送していたのを録画再鑑賞。シネフィルイマジカでは、本編が始まる前にdata、story、point of viewの文字情報が入るのですが、そこで「なるほどー」と思うことがよくあります。『獅子座』においてもしかり。
まず、出演者にジャン=リュック・ゴダールの名が…。え?出演してるの?
1959年という、この年。ゴダール『勝手にしやがれ』、トリュフォー『大人は判ってくれない』 が同年に制作されました。
“ヌーヴェルバーグ元年”とも言える年とのこと。
↑1959年生まれの友人が教えてくれた受け売りです^^
で、見所ですが(以下引用)
圧巻は、真夏の太陽が照りつける閑散としたパリの街をピエールがあてどなく歩き続ける場面。街が残酷な素顔を見せる。
パーティーの場面にゴダールが登場し、人を轢きそうになる車はトリュフォーが運転しているという。若き日のヌーヴェルバーグ一派の、微笑ましい結束
(引用終わり)…だそうです。



●生きるべきか死ぬべきか (ユニバーサル・セレクション第6弾) 【初回生産限定】

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※友人からの推薦で探しておりましたが、見つからず。が、今回入手。↑このユニバーサル版(酷い字幕というユーザーレビューが…;)でないリュミエール・シネマテーク版です♪
エルンスト・ルビッチ監督。史上最高のコメディ映画♪よく出来た脚本!次々に展開するストーリー。運動神経のない私を置いてかないでー
こんなのが、1942年にあったとは…。ナチスがポーランド侵攻(1939年)するような時代にヒットラー(のソックリさん^^)が登場するこの映画。徹底的にドイツ軍を皮肉って滑稽に描き、笑い飛ばす。当時よく公開できたなぁ。
おまけにルビッチ監督ってドイツ人よね
ヒロインのキャロル・ロンバードは美しく、魅力あるコメディエンヌでしたが、この映画の完成1週間後に飛行機事故で亡くなったとのこと。合掌。

先ほどのリュミエール・シネマテークですが、↓のお二人(蓮實 重彦,山田 宏一)の解説つきの全10巻のライブラリーシリーズだったようです。勿論、『生きるべきか死ぬべきか』とエルンスト・ルビッチに関する記述もあるはず。
読んでみたいな。

●傷だらけの映画史―ウーファからハリウッドまで (中公文庫)
蓮實 重彦,山田 宏一
中央公論新社

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