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昨年の記事にも「観た」と書きました。前回は図書館で借りてきたVHS。
今回、シネフィルイマジカで放送していたのを録画再鑑賞。シネフィルイマジカでは、本編が始まる前にdata、story、point of viewの文字情報が入るのですが、そこで「なるほどー」と思うことがよくあります。『獅子座』においてもしかり。
まず、出演者にジャン=リュック・ゴダールの名が…。え?出演してるの?
1959年という、この年。ゴダール『勝手にしやがれ』、トリュフォー『大人は判ってくれない』 が同年に制作されました。
“ヌーヴェルバーグ元年”とも言える年とのこと。
↑1959年生まれの友人が教えてくれた受け売りです^^
で、見所ですが(以下引用)
「圧巻は、真夏の太陽が照りつける閑散としたパリの街をピエールがあてどなく歩き続ける場面。街が残酷な素顔を見せる。」
「パーティーの場面にゴダールが登場し、人を轢きそうになる車はトリュフォーが運転しているという。若き日のヌーヴェルバーグ一派の、微笑ましい結束」
(引用終わり)…だそうです。
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エルンスト・ルビッチ監督。史上最高のコメディ映画♪よく出来た脚本!次々に展開するストーリー。運動神経のない私を置いてかないでー
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こんなのが、1942年にあったとは…。ナチスがポーランド侵攻(1939年)するような時代にヒットラー(のソックリさん^^)が登場するこの映画。徹底的にドイツ軍を皮肉って滑稽に描き、笑い飛ばす。当時よく公開できたなぁ。
おまけにルビッチ監督ってドイツ人よね
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ヒロインのキャロル・ロンバードは美しく、魅力あるコメディエンヌでしたが、この映画の完成1週間後に飛行機事故で亡くなったとのこと。合掌。
先ほどのリュミエール・シネマテークですが、↓のお二人(蓮實 重彦,山田 宏一)の解説つきの全10巻のライブラリーシリーズだったようです。勿論、『生きるべきか死ぬべきか』とエルンスト・ルビッチに関する記述もあるはず。
読んでみたいな。
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